
アリエクスプレスで販売されている商品は、誰もが買い物をするため見ていますが、もう一つの楽しみ方があると私は思います。それは、文化の違いを楽しむことです。
日本人ユーザーならば、『なんでこんなものが、ごくごく当たり前のように売られているのだろう』と一度くらいは感じたことがあるはず。その違和感の正体は文化の違いだと思うのです。
これまで、私はアリエクスプレスの奇妙な商品について、色々と書いてまいりました。それをひとまとめして、カテゴリー別に分類してみました。ぜひ、その異様さを感じ取っていただければ幸いです。ちなみに、このページの商品は全て、買う価値のない商品ですので、予め、ご了承ください。
第一展示室:【怪異の間】AIの翻訳ミスや文化の勘違いが生んだ、シュールな珍品の数々

アリエクスプレスで仮面舞踏会用マスクといえば、能面と般若とタイガーマスクだった話
【要約】アリエクスプレスの“パーティー用マスク”を見たところ、能面や般若、タイガーマスク風など場違いな品ばかり。足立区で育ち上流社会を知らない私が、その奇妙さに驚いた話です。
安物しか買わない私に50万円の商品をすすめてくるアリエクスプレスのAIの話
【要約】アリエクスプレスで300円の計りや200円の検電器を買った直後から、なぜか45万円や50万円超の商品ばかりをおすすめされるようになった話です。安物しか買わない私に対して価格帯が完全に狂っており、最近のおすすめAIは少し暴走気味、あるいはお疲れ気味に見えます。
4〜6歳向けにしては攻めすぎのアリエクスプレスの人体標本パズルの話
【要約】小学校の理科室に置かれていたような人体標本を、そのまま小さくしてパズルにしたような商品がアリエクスプレスで売られていました。しかも対象年齢は4〜6歳で、知育玩具としてはなかなか攻めている話です。
私の深層心理にあるレンガ欲を見抜いたらしいアリエクスプレスのAIの話
【要約】アリエクスプレスのAIが最近やたらとすすめてくるのは、油圧粘土レンガ製造機やコンクリートブロック製造機、井戸掘り機といった高額な機械ばかりでした。普通の人ならまず買わない商品なのに、広告として何度も表示されるせいで、AIが私の中にある謎の土木欲でも見抜いたのかと思えてくる話です。
【要約】通販では画像と説明文が命のはずですが、アリエクスプレスではその両方が役に立たないことがあります。『南極すご蝦油』と書かれた謎の液体商品は、北極と南極が混在し、説明文には『ワインの魅力を殺す』まで出てくる話です。
アリエクスプレスで今っぽコーデが即完成するトレンド服が優秀すぎる
第二展示室:【無法の通路】権利や常識を豪快に踏み越えた、権利の墓場

誰も買っていないのに増え続けるアリエクスプレスの非公式ヤマト運輸グッズの話
【要約】中国の製造力は時に妙な方向へ向かうようで、アリエクスプレスにはヤマト運輸のロゴや意匠を使ったTシャツ、帽子、ステッカーなどの謎グッズが大量に並んでいました。マグネットステッカー以外はほとんど売れていないのに種類だけは増えており、誰が買う想定なのか分からないところがいかにもアリエクらしい話です。
居酒屋のチラシをそのままステッカーにして売るのがアリエクスプレスな話
【要約】アリエクスプレスでは、日本のレトロ看板やステッカーが海外向けにかなり売れているようですが、最近はネタ切れ気味なのか、居酒屋や焼肉屋のチラシをそのまま使ったような商品まで増えてきました。日本人にはただの販促物でも、外国人には日本風の装飾として魅力的に見えるらしい話です。
どう見てもスヌーピーなのに、商品名だけが頑なにスヌーピーと言わない話
【要約】アリエクスプレスで売られている犬のぬいぐるみは、見た目はどう見てもスヌーピーなのに、商品名にはその名前が一切出てきません。『漫画の豪華な枕』『柔らかい人形』など妙に遠回しな表現ばかりが並び、売る側も買う側も察して理解するしかない、以心伝心の商品だった話です。
名称を変えれば大丈夫だと思っていそうな餃子バッグがアリエクスプレスにあった話
【要約】アリエクスプレスで以前は『ラウンドミニショルダーバッグ』や『三日月バッグ』と呼ばれていたそっくりさんバッグが、最近になって一斉に『女性用餃子バッグ』へ名称変更されていました。見た目はほとんど変わらないのに名前だけ急に餃子になるあたりが、権利問題を意識した雑な回避策のように見える話です。
アリエクスプレスであの警察のキャラクターのグッズまで勝手に売られていた話
【要約】アニメキャラのコピー品が多いアリエクスプレスですが、最近は日本の警察キャラクターまで勝手にグッズ化されて販売されている話。商標登録済みで過去に逮捕者も出たキャラが無断使用され、税関没収必至という異様な状況を紹介します。
【要約】アリエクスプレスには『公式』と記載されたキャラクター商品が数多くありますが、その中には見た瞬間に偽物だと分かるものも少なくありません。むしろ『公式』と書いてあるからこそ嘘だと分かる、妙な逆転現象が起きている話です。
アリエクスプレスで見つけたDIY効率が一気に上がる便利すぎる工具セット
第三展示室:【裏街道の歴史】昭和の闇市を彷彿とさせる、非合法の系譜

ジーコサッカーを改造した、あの非合法スーファミソフトがアリエクスプレスで売られていた話
【要約】売れなかった『ジーコサッカー』を改造して作られた非合法スーファミソフトが、2026年のアリエクスプレスで売られていた話です。90年代の裏流通で生まれたソフトが、今度はあちらの国でコピーされて売られている構図が妙にねじれていて、何が正義で何が悪なのか分からなくなります。
丁半で無敵になれそうなグラ賽(イカサマサイコロ)がアリエクスプレスで売られていた話
【要約】昭和の賭場では、サイコロの出目を知るために床下から覗いたり、ひどい話ではレントゲンまで使ったといいます。そんな命懸けのイカサマ話を踏まえると、アリエクスプレスで売られていた“振動で出目を知らせるサイコロ”は、違法かどうかはともかく妙に健康的に見えてしまう話です。
アリエクスプレスのベッカム起用で、ダビング機・ファミリー・エースを鮮明に思い出した話
【要約】デビッド・ベッカムがアリエクスプレスのアンバサダーになった一方で、アリエクには今でもベッカムの無断っぽいグッズが大量に売られています。その構図を見ていると、かつて輪島功一氏が広告に登場していたファミコンソフト用コピー機『ファミリー・エース』を思い出す、妙な既視感のある話です。
【要約】かつて権利を侵害して作られた海賊版ゲームソフトが、30年後には今度は自分がコピーされる側になっていました。アリエクスプレスで売られているのは、レア化した海賊版ソフトの偽物という、かなりややこしい商品です。
アリエクスプレスに存在しないからこそ最もレアだと思えたゲームソフトの話
【要約】アリエクスプレスでは高額なレアゲームソフトのコピー品が次々と売られていますが、探しまくっても出てこないタイトルが一つだけありました。レプリカが存在しないこと自体が、そのソフトの希少性を逆説的に示している話です。
30年前の競馬を知る人間ほど想像が膨らむアリエクスプレスの馬のおくすりの話
【要約】昭和から平成初期の競馬には、勝負駆けの際に“カマす”という噂話がありました。そんな昔話を思い出させるような競走馬用の薬が、アリエクスプレスで普通に売られていた話です。
アリエクスプレスでレビュー高評価すぎて思わず買った神コスメがやばい
第四展示室:【生存の知恵】防犯か、凶器か。サバイバル精神が生んだ過剰な道具

災害時に役立ちそうで全く役立たないアリエクスプレスの手回し式充電器を買ってみた話
【要約】地震大国の日本では非常時の電源確保が重要ですが、アリエクスプレスには手回しでスマホを充電できるという安価な充電器が売られていました。便利そうに見えたので実際に買って試してみたところ、リール部分はすぐ壊れ、仮に壊れなくても実用的な発電は到底無理そうだった話です。
盗難防止にならないハンドルロックがアリエクスプレスで売られていた話
【要約】自動車盗難対策として使われるハンドルロックが、アリエクスプレスでは日本国内よりかなり安く売られていました。しかしレビューを見ると、固定部分がプラ製ですぐ壊れてしまうらしく、防犯用品なのに盗難防止にならないという本末転倒な商品だった話です。
スタイリッシュなソリューションとして売られているまきびしの話
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、どう見てもまきびしなのに『20個車のタイヤパンクネイル』と名付けられた商品でした。日本なら逮捕案件になりそうな代物を、スタイリッシュなソリューションとして売っている話です。
脱出より戦闘向きに見える、アリエクスプレスの緊急脱出用ハンマーの話
【要約】アリエクスプレスで見つけた車の緊急脱出用ハンマーは、実用品というよりモーニングスターのような見た目をしていました。防災用品のはずなのに、脱出より戦闘向きに見えてしまう商品です。
アリエクスプレスで見つけた生活が一気に快適になる最新ガジェットがすごい
第五展示室:【秘宝間メインコーナー】大人の悪ふざけと無用の長物

もこもこ感をやり過ぎている商品がアリエクスプレスには多すぎる話
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、もこもこ感を必要以上に盛った商品ばかりでした。スタンダードプードルのような女性用コート、太すぎて運転しづらそうなハンドルカバー、誰かがもう座っていそうなシートカバーまで、暖かそうを通り越して別の何かになっている商品を画像付きで見た話です。
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、スクーターの運転者をすっぽり包み込む巨大な防寒具でした。まるで掘りごたつに入ったまま走るような見た目で、寒さは防げそうですが、別の大事な何かを失っている気がする商品です。
どう見ても通報されそうなアリエクスプレスの頸椎矯正ベルトの話
【要約】アリエクスプレスで見つけた頸椎矯正ベルトは、首を伸ばすための商品として売られていました。しかし使用例として掲載されていたのは、公園の鉄棒にぶら下がる姿で、健康器具というより通報されそうな光景に見えてしまう話です。
同乗者の股間まで快適にできるアリエクスプレスのカーエアコン用ダクトの話
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、カーエアコンの吹き出し口に装着し、冷風を男性の股間へ直接送るためのダクトでした。用途が極端すぎるうえに、複数装着すれば同乗者の股間まで快適になるという、妙に本気度の高いカー用品の話です。
ドラえもんが出しそうな自動マッサージ機がアリエクスプレスで売られていた話
【要約】アリエクスプレスで見つけた自動マッサージ機は、チェア型ではなくロボットアーム型でした。まるで昭和の人々が思い描いた未来の機械そのままの見た目で、価格も400万円超えという本気の商品です。
心豊かな人間とは別の方向へ育ちそうなアリエクスプレスのブロック玩具の話
【要約】アリエクスプレスで見つけた幼児向けブロックは、車や動物ではなくTNT爆弾を組み立てるものでした。しかも商品ページには男の子に最適と書かれていて、知育玩具の方向性がかなり独特な話です。
子供から大人まで楽しめるというアリエクスプレスの迫撃砲のおもちゃの話
【要約】日本でも武器モチーフのおもちゃはありますが、アリエクスプレスではその一線がかなり違います。ロケットランチャーや迫撃砲のような本来は戦場の兵器が、安全で楽しい子供向け玩具として売られている話です。
【要約】傘をさすと片手が塞がる。その不便を解決しようとした結果、アリエクスプレスでは日本で見かけない奇妙な傘が大量に生まれていました。進化なのか退化なのか分からない、効率重視の傘たちの話です。
アリエクスプレスで見つけた安いのに高見えしすぎる神アパレルアイテム
別館:【絶望と夢の実験場】200円のゴミから、50万円の謎の機械まで

アリエクスプレスに乗って走れる電動スーツケースが売られていた話
【要約】中国では電動キックボードや電動スクーターが広く使われていることもあってか、アリエクスプレスにはスーツケースと合体した電動の乗り物まで売られていました。見た目は奇妙なのに妙に便利そうで、高齢化社会の日本にも向いていそうですが、公道での扱いやバッテリーの安全性を考えると素直には勧めにくい商品です。
アリエクスプレスの歯のカバーを買ってみたら、やっぱりとんでもないものが届いた話
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、歯に被せるだけで歯並びを綺麗に見せられるという200円以下のカバーでした。いかにも無理のある商品ですが、実際に買って試してみたところ案の定まともに使えるものではなく、最後は口に入れること自体への不安ばかりが残った話です。
メリーゴーラウンドやマスク製造装置が消えていくアリエクスプレスは少し寂しい話
【要約】アリエクスプレスが売れない商品を排除し、売れ筋を前面に出すようになったことで、サイトとしての利便性は確かに上がりました。しかしその一方で、メリーゴーラウンドやマスク製造装置のような、普通のECサイトではまず見かけない無茶苦茶な商品に出会う楽しみも減ってしまい、少しだけ魅力を失ったように感じる話です。
商品画像を見ても商品名を読んでも何だか分からない商品がアリエクスプレスにあった話
【要約】ECサイトの商品は画像と商品名を見れば何なのか分かるのが普通ですが、アリエクスプレスにはそれでも正体がさっぱり分からない商品がありました。『単4電池式医療用魔法瓶』という意味不明な名前で売られていたその商品は、実際には緊急時に鼻腔を確保するための医療器具で、しかもかなり売れている話です。
全部日の丸になるだけで妙に怖い連続旗がアリエクスプレスで売られていた話
【要約】アリエクスプレスで見つけたのは、万国旗ではなく、すべてが日の丸になっている連続旗でした。日本の国旗そのものに問題があるわけではないのに、何枚も連続して並ぶだけで妙な威圧感が出てしまい、日本人ならではの触れにくさを感じる話です。
28万円で買える乗用ドローンがアリエクスプレスで売られていた話
【要約】大阪・関西万博でも商用運航を断念した乗用ドローンが、アリエクスプレスではすでに28万円ほどで売られていました。もちろん本当にそんな価格で買えるはずもなく、実際にはバッテリーが届くらしい、壮大すぎる詐欺まがい商品の話です。
ビリヤードの楽しさを削ぎ落としたような練習台がアリエクスプレスにあった話
【要約】ビリヤードは自宅で練習しにくい競技ですが、その問題を無理やり解決しようとしたような商品がアリエクスプレスにありました。幅20cmの細長い練習台で、確かに直進の練習にはなりそうですが、楽しさはかなり削られている話です。
アリエクスプレスのお湯を注ぐだけの怠け者用ラーメンボールは麺がゆだらない話
【要約】アリエクスプレスには、袋麺を鍋で煮ることなく作れて、食後は袋だけ捨てればいいという“怠け者用”ラーメンボールが売られていました。洗い物は減っても、ラーメンとして成立しているのか怪しい商品です。
アリエクスプレスの珍品で奇妙な商品の数々・総評

アリエクスプレスの商品の中には、書くのが難しい商品が実はいくつもあって、特にアダルトな商品なんて、笑いの宝庫なのですが、なかなか書きづらいのです。
その中でも、ここで取り上げた商品は、割と無難でありつつ、日本の文化とは大きく異なるものばかりなので、異質さだけは伝わると思います。
アリエクスプレスは買い物をするためのECサイトであることに間違いはありません。しかし、文化の違いを手軽に感じられる一面もありますので、少し違う視点でもアリエクスプレスをご覧になってみてください。
今回の話に近いものが下に3つあります
その格安品、大丈夫?アリエクスプレスの怪しい販売店を見抜く実例集のまとめ
