アリエクスプレスで偽番号の被害は少なくなったが日本国内発送商品だけは要注意な話

アリエクスプレスの販売店が行う不正の中で最も多く遭遇するのが偽番号(fake tracking number)と呼ばれるものでして、偽番号とは、購入者へ通知する追跡番号を販売店が架空のものを使用し、本当は購入者へ荷物を発送していないのに、あたかも発送していると購入者へ思わせる、古典的な手口です。

そもそも商品を発送していないのですから、どんなに待っても荷物が届くことはないのですが、通知する追跡番号は自分とは異なるユーザー宅へ届く荷物のものを使用するため、荷物は届いてないのに追跡情報の上では配達完了になってしまいます。

また、この状態を放置してしまうと、荷物が届いていなくても機械的に荷物を受領したことになってしまい、最悪、返金を求めることすらできなくなってしまいます。

この偽番号は、割と最近まで多く発生する、アリエクスプレスを利用しているのなら誰もが一度は経験するトラブルなのですが、販売される商品にChoiceの称号が多く付けられるようになった時期からその発生件数が激減しました。

なぜ、このトラブルが激減したのかというと、Choice商品はアリエクスプレスの倉庫から発送される割合が非常に多く、追跡番号の発行をアリエクスプレス自身が行っているので偽番号の手口が使えなったからです。

ただ、現在のアリエクスプレスで偽番号の被害に遭う可能性があるのが、日本国内発送の商品を購入した場合です。

私自身、アリエクスプレスの日本国内発送の商品を購入することはないのですが、フィードバックを見ていると、偽番号のトラブルから星一つを付けている事例が非常に多いことに気付きました。

なぜ、日本発送商品で偽番号の手口が横行するのかといえば、商品の発送を販売店が行っているからであり、意図的なのかどうかは分かりませんが、商品を発送せずに異なる追跡番号を購入者に通知する事例があるようです。

例えば、上の商品のような精肉や魚介類などの販売は、販売店が在庫を持つのではなく、注文が入ってから楽天やアマゾンなどに注文を丸投げするドロップシッピングが行われております。

しかし、生鮮品は在庫が不安定ですので、受注した段階で在庫切れになっている場合もあって、商品を購入者へ発送できないことも起こり、そんな時にお店は偽番号を購入したユーザーへ通知し、商品が届かなかった理由は販売店のミスではなく、配送上のトラブルだったことにしてしまうのです。

現在のアリエクスプレスで偽番号を食らってしまうことはかなりレアになりましたが、日本国内発送だけは起こり得る可能性が十分にある、というお話でした。