
アリエクスプレスというECサイトは、送料無料なうえにとにかく安いのが大きな特徴ですが、その安さは常識の範囲内に収まるものとなっております。
まあ、その常識はそれぞれの価値観で大きく異なるため、ピンポイントでいくらがダメで、いくらならば良いのかを示すことが難しいのですが、誰もがおかしいと思うお値段で売られている商品があったのならば、気を付けた方が良いのは間違いありません。

例えば、アリエクスプレスには電気自動車がごくごく普通に売られておりますが、中にはそのお値段が送料無料でたったの3千円ちょっとで販売されていたりするものがあります。
仮にこれを買ってみたりすると、実際にはミニカーが送り付けられたりするのは良い方でして、ボロボロのイヤホンなど、ゴミ同然の商品を送り付けてきた後、突然お店が閉店してしまって音信不通になることが割と当たり前だったりします。

まあ、仮にお店が飛んでも返金はなされますが、気を付けなければならないのは月の返金回数の上限に達してしまったユーザーの場合、明らかにお店の過失であっても、ゴミのような商品を中国まで返送しなければ全額返金がされないことです。
ですから、アリエクスプレスで明らかに安過ぎる商品を買う行為は、崩れそうな崖の上で自らが振動を与えて飛び跳ねるのと同じようなものでして、しないに越したことはありません。
しかし、この3千円ちょっとの電気自動車にはもう既に100件以上の注文が入っていて、おそらく誰もが3千円で買えないことを知りつつ、注文しているのだと推測されます。

実際、この電気自動車の本来の価格は140万円以上のようでして、言うのもばかばかしいですが、3千円で買える商品ではけっしてございません。
もう既100人以上のユーザーが注文したものの、おそらく、大半が返金されると思いますが、返金回数の上限に達したユーザーに返金がなされるのかは分からず、となれば、その代金はお店へ支払われることになり、お店はそれを狙ってこういった手口で注文を募るのです。
安いものには訳があると言いますが、この言葉はアリエクスプレスのためにあるようにも思え、ましてや、あり得ないほどの安さならばそこには罠しかない、というお話でした。
