
Nintendo Switch2は、発売される以前の段階から転売が行われないようにする施策が色々と練られておりましたが、実際には転売する全てのゲーム機を差し止めることはできず、問題視する報道が多くなされております。
ただし、人気ゲーム機だからこそ、転売行為がクローズアップされますが、例えば、有名総合商社が海外で格安で買い付けた天然資源を日本に持ってきて高値で売りさばく行為とそう違いはなく、転売は商取引の一部なので、規制をかけて転売させないようにするのはなかなか難しいのだと思われます。
まあ、個人の営利目的のゲーム転売なのか、総合商社が日本の発展のために運んできた天然資源なのかの違いは大きいですし、そもそも有名ゲーム機を転売すること自体の倫理観を問われていることが大きな違いだったりします。

倫理観といえば、有名ゲーム機を利用した詐欺的な販売がフリマサイトで横行していることが盛んに報じられており、その手口を見てみますと、アリエクスプレスで古来より行われている詐欺的に商法がそっくりそのまま使われているのが見て取れます。
例えば、商品画像はゲーム機のものを掲載しつつ、説明文には箱のみと記載して、これを購入すると箱だけが届く、あるいは、画像のみを掲載して説明文にゲーム機の絵や、作文を発送すると記載されているもの、もしくは、別のゲーム機を送ってくるなどの手口が報じられておりました。

こういった手口での販売は、アリエクスプレスでは非常によく見るものであり、例えば、上の画像で言いますと、有名ブランドの箱や紙袋が置かれた上でバッグが映っております。
この場合、あのブランド品のバッグが買えると思わせるのではなく、あのブランドのコピー品が売られていると、ユーザーに連想させるのが大きな狙いでして、コピー品だと購入したユーザー宅へは、思い描いていたバッグとは全く違うゴミ同然のバッグが届くのが手口だったりします。

これは、購入したユーザー自身にもやましさがあるため、返品や返金に至らないケースが多いような気がして、この手口はアリエクスプレスで大昔より存在しております。
また、商品の説明文で全く異なることを書く手口はアリエクスプレスにはたくさんあって、商品の詳細をちゃんと読んでおくことはアリエクスプレスでトラブルを避けるのには最も有効な手段だったりします。
フリマサイトでの悪質販売もアリエクスプレスの悪質販売も、人間が行っているからこそ、手口が似ているのだと思いますが、共通する対処法としては、買う前によく読んで、安過ぎる価格には細心注意を払うことだったりする、というお話でした。