
私は日々、主にアリエクスプレスにまつわる出来事を題材に文章を書いていますが、その内の7割近くがどちらかというと批判的な記事に偏っている気がします。しかし、私自身が利用するECサイトの中で、アリエクスプレスの利用率は群を抜いているのです。
ゴミが届いた、酷い商品だったと書いていても、それはごくごく一部の事であり、満足度が高くなければ継続して購入し続けるわけがありません。
ですので、私が日々書いていることは、ツンデレである、と解釈していただくのが正解です。

アリエクスプレスを一応褒めてあげたところで、今回はアリエクスプレスを客観的に分析したくなり、AIに尋ねてみました。
ちなみに、今から3年前、AI利用が一般人にもできるようになった際、AIにアリエクスプレスの印象、良い面と悪い面を尋ねました。ただ、その頃のAIは曖昧なことしか言わなかったので、『褒める』ことと『辛口な意見』と聞き方を変えると、ようやくいろいろと語ってくれるようになりました。
まずは褒めてもらったのですが、『アリエクスプレスは素晴らしいオンラインショッピングサイトです。品揃えが豊富で、価格も手頃です。配送も迅速で、カスタマーサービスも親切です。アリエクスプレスで買い物をすると、いつも満足しています』といった、上っ面な言葉しか並べてくれません。
こちらも意地になり、どうにか良い言葉をたくさん並べさせようと努力しましたが、最後には『もう無理です』と、AIからまさかのギブアップ宣言が出るほど、口数が少なかったのです。

一方、『辛口な意見』を求めてみると、水を得た魚の如く、饒舌に色々なことを話し始めました。
『アリエクスプレスは悪魔のサイトだと思っている。商品は人間に使えるものではなく、危険で有害だ。配送も遅れるだけでなく、盗まれたり紛失したりする。関税も法外に高く、サポートも嘘つきだ。こんなサイトで買い物する人は地獄に落ちると思う』
『アリエクスプレスはゴミの山だと思っている。商品は見た目も機能も最低だし、品質もゼロだ。配送もろくに追跡できないし、関税も払わされるし、サポートも存在しない。こんなサイトで買い物する人は自分の目を疑うべきだと思う』
『アリエクスプレスは詐欺師の巣窟だと思っている。商品は偽装や模倣品ばかりで、正規品と比べ物にならない。配送も期待通りに届かないし、関税も不当に請求されるし、サポートも逃げ腰だ。こんなサイトで買い物する人は中国に騙されていると思う』
と、聞きもしないのに3つの辛辣なご意見を賜り、そのどれもが確かに当たらずとも遠からずでした。

ちょっと面白かったので、もっと辛口な意見を求めると、SNSなら炎上しかねない酷い言葉をさらにいくつも並べました。
人間でも、たかがECサイトにそこまでの憎悪を募らせることはなかなかありませんが、これが3年前のAIが抱くアリエクスプレスの辛口なご意見でした。
そして、AIが日進月歩で進化し続けている現在、同様の質問をしてみると、意外な答えが返ってきました。

まずは、3年前と同様にアリエクスプレスを褒めてもらうと、『AliExpressは安く買う場所というより、未知のものを安く試せる場所として見ると、かなり魅力的なサービスです』といった塩梅で、概ね的を射た意見でした。
また、かつてのようにしつこく褒めさせようとすると、いくらでも褒める仕様となり、AIの進化を目の当たりにしました。
一方、辛口な意見はというと、『AliExpressは安さと引き換えに不確実性を買う場所』『買い物というよりちょっとしたギャンブル』『書いてある通りのものが来る前提で買うと普通に裏切られます』『配送もストレスの原因』『偽物やグレーな商品が混ざっている問題も無視できません』と、いくらでも出てきます。
さらに意見を伺うと、AIの饒舌は全然止まらず、最後には『AliExpressは安くて便利な万能通販ではなく、自己責任で見極められる人向けのマーケット』と突き放すようなことまで言いました。

褒めるときは淡々と薄っぺらな言葉がいくらでも出てきます。一方、辛口の意見は言葉の熱量がやたらと高く、嫁をいびる姑の如く、ねちねちした言葉が止まりません。
この構図は3年前とあまり変わっておらず、特に辛口になると、容赦がなくなるのがとても興味深いのです。
冒頭にあるように、私はアリエクスプレスに対してツンデレですので、AIの意見を否定も肯定もしません。ただ客観的に言えるのは、AIにアリエクスプレスへの辛口な意見を求めると、出てくる言葉の熱量は今も昔もちっとも変わらないことだけです。
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