値下がりする商品が多いアリエクスプレスでファミコンの互換機だけはやたらと値上がりしている話

アリエクスプレスで販売されている商品の価格が、以前よりも全体的に安くなっていると、個人的な感想ではありますが何度かお伝えしております。

米国の関税問題やら自国の経済状況やらと、その理由につきましてははっきりしませんが、為替レートが1ドル=100円強だった頃に購入していたアリエクスプレスよりも、今年の1ドル=140円から160円で購入する現在のアリエクスプレスの方が、お安く購入できることが多いのは確かなのです。

為替的には値上がりしているはずなのに安いということは、単純に商品がダブつき気味で価格が下がっているように思ってしまうのですが、とにかく、以前のアリエクスプレスよりも安いと、私自身は考えております。

しかし、世界的にはインフレ傾向になっておりますし、アリエクスプレスでも値上がりしている商品も当然ありまして、中でも意外な値上がりをしているように感じるのが、ファミコンの互換機です。

ファミコンの互換機とは、任天堂のファミリーコンピューターの特許権が消滅した頃から増殖した、ファミコンと似て非なるゲーム機本体のことでして、ファミコンのソフトを差し込めばそのままちゃんとプレイできるため、2000年代後半には日本のホームセンターでもごく普通に売られていたりしました。

また、アリエクスプレスではこの互換機が大量に出品されていた時期があり、お値段はたったの900円くらいで投げ売りされていたりもしていた時期がありました。

しかし、今現在のアリエクスプレスでファミコンの互換機を購入しようとすると、4千円以上を出さないとまともな商品は買えません。

しかも、ファミコン互換機でHDMI出力が可能となるものにもなると、1.6万円以上も出さないと購入することができず、そのお値段でも購入するユーザーがいるということにも少しの驚きがございます。

正直なところ、かつて格安に販売されていたファミコン互換機は使い捨て商品のような耐久性しかなく、1回遊んだらゴミ箱行きだったことがありましたので、お値段なりだったのは確かです。

その時を経て、今現在のお高くなった互換機が良いのか悪いのは購入していないので判断ができませんが、下手をすると10倍以上にまで値上がりしているファミコンの互換機のお話でした。