
古い画像を整理していると、アリエクから届いた直後に撮影したであろう、プリンター用インクが漏れたことが見て分かる段ボール箱が映っている画像がありました。
その周辺には、郵便局の謝罪シールが貼られている画像に、七色に染まったかのようにインクが漏れ漏れになっている画像が並んでいます。
そういえば、この出来事は普通で起こらないことが立て続けに起きたことを思い出しました。

アリエクにはICチップ付きの互換カートリッジと補充用インクが格安で販売されていて、当時、プリンターを割と使用していた私にとっては大きな魅力でした。特に、プリンターを誤認識させて無理矢理使えるようになるICチップ付インクカートリッジは日本ではあまりなかったので、これらをアリエクで買いました。
インクカートリッジはともかく、インクは液体ですから、道中で荷物を放り投げたりされたら嫌だなと思いつつ荷物を待っていました。
1週間くらいして、荷物を手渡される前に「破損しているかもしれません」と話す配達員さんから受け取った荷物は、なぜかビニール袋に入っていて、インクが漏れ漏れになっているのが確定している状況でした。

このビニール袋には「この郵便物は、外装が湿潤した状態で到着しました。ひとまず当局において乾燥いたしましたが、お客様の大切な郵便物をこのような状態でお送りいたしますことを深くお詫び申し上げます。 〒219-8799 川崎東郵便局 第一国際郵便部」というシールが貼られています。
段ボールを開封したらどのようなことになっているのか想像できる状態で、できることならこのまま捨ててしまいたい衝動にかられます。
しかし、このインクまみれの段ボール箱を開けて動画や画像を撮影しなければ、アリエクに返金を求めることができませんから、意を決して開けてみることにします。

まずは床に古新聞を敷いて洗面器を用意。返金を求めるための動画を撮影するためにスマホを三脚にセットしてカッターを入れました。
すると、4色のインクの内、3色のキャップが緩み、既に半分以上が流失していて、まずはキャップを締めなきゃとボトルを手に取ったら、手がインクまみれに。
このままで何もできないと、ティッシュに手を伸ばした瞬間、撮影中の三脚が倒れ、今度はスマホがインクまみれの洗面器に落ちるというアクシデントが発生。私のホワイトだったiPhoneは、その日から薄い黄色になってしまいました。

結局、床もスマホもインクまみれになり、この怒りをセラーへ爆発させたいところですが、努めて冷静に、証拠画像を添え、インク漏れの惨状をセラーに伝えました。
当時、こういった場合には『配送の問題だから』と突っぱねてくるセラーがとても多かったのですが、このセラーは意外なほど早く非を認め、再送を申し出てきました。こちらからは「再送してくれるのならば、今度はキャップを締めてテープで固定をし、ビニール袋に入れてくれ」と要望を出しました。
それから約10日後、私の要望通りにきちんと包装されており、漏れもなく、注文したものと同じ4色セットのインクが無事届きました。
黄色、青、赤にうっすら染まる床と、薄黄色に染まったiPhoneを見るたびに、毎回なにかイラっとくるものの、非をすぐに認めて再送してくれたセラーに感謝し、すぐに受領をしてこの件は終了となるはずでした。

再送品が届いてから1週間後、私には見覚えのない国際書留が来ました。
宛名は間違いなく私で、先日届いたインクが入っていた箱と同じようなサイズなのです。まあ、自分宛ての荷物だからと、気にせずに開封してみると、先週届いた4色のインクセットと全く同じものが入っていました。
これはおかしいとセラーに確認してみると、『こちらの間違いアル。あなたにやるアル』と言います。じゃあ、中国へ送り返せなんて言われても困るのですが、まあ、相手がくれると言うのでありがたく貰ってしまうことにしました。
そして翌日、再び郵便局が例のサイズの段ボールを持って我が家にやってきました。さすがにもうインクではないだろうと思いきや、開けてみると4色セットのインクがまた届いたのです。販売者にもう一箱届いた旨を問い合わせてみると、『アイヤー、私の間違いアル。今回もくれてやるアル』との事。

「もうこれ以上届かないよね?」と私が聞いても、『そんなこと分からないアルヨ。でも、また届いてもおまえにくれてやるアル』と言いました。なにかの罠なのか、新手の送り付け詐欺なのか、と疑いましたが、結局、再送品のインクがなぜか3セットも届いたのでした。
これは2019年の出来事なのですが、当時のAliExpressでは、店によって梱包や発送管理の差がかなり大きく、同じ商品が何度も届くことがありました。
Choiceが主体となった現在では、主にアリエクが物流を管理していますし、そもそも再送するという文化が無くなってしまったので、こういったことは起こらないのですが、当時は何もかもがとてもいい加減な時代だったのです。

最初に漏れた分もインクは半分残っている上に、都合3回の再送品が到着したので、大量のインクが我が家にストックされ、2019年から7年たった今でも、再送分の2セットは手つかずのままです。
その前にプリンターの方が壊れてしまい、これらのインクの出番は今後もないのですけどね。
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Q&A
Q1. AliExpressで液体商品が漏れて届いたらどうする?
A. 開封前後の写真や動画を残し、セラーに証拠を添えて連絡します。返金か再送かを相談しましょう。
Q2. 再送と返金はどちらがいい?
A. セラーの対応が誠実なら再送でもよいですが、次回はテープ固定や袋詰めを事前に頼むと安心です。
Q3. ダブって届いた荷物は返送した方がいい?
A. 返送は手間もリスクも大きいです。まずはセラーに確認し、指示をもらう方が安全です。
Q4. 今、同じ状況になったらどうする?
A. まず液体系の商品は、最初から日本の通販で買うことを検討します。どうしても海外通販で買う場合は、注文時に「キャップをテープで固定し、ビニール袋に入れて発送してください」とメッセージを送るのが有効です。
