
気づけばアリエクスプレスを使い始めてかなりの月日が経ち、我が家には薄汚れたグレーのビニール封筒が数え切れないほど届けられてきました。
そして、その多くは「安物買いの銭失い」を身をもって知ることとなり、耐久性に難のあるものもかなりありました。
まともな商品もちゃんと売られてはおりますが、日本国内の感覚で買うとえらい目に遭うことを知っているのは、私だけではないはずです。

先日ふと、ユーザーアカウントのページ内に「Recalls and Product Safety Alerts(リコールと製品安全警告)」というページがあるのを見つけました。
これは、日本国内のECサイトならば割と見かける、ユーザーが購入した商品に何か不具合やリコールが発生した場合、速やかに知らせてくれる便利機能です。でも、このページはアリエクスプレスのユーザーページ内なのです。
私自身がリコール対象だと感じる商品は数多く存在しましたから、このページを開いたら、無数のリコール対象商品が出てくるのかも、と不安と期待でタップしてみました。

すると、アリエクスプレスのクレーム相談係の黄色いエバちゃんがひょっこり顔を覗かせながら、「現在、注文履歴に商品に関する製品のリコールや安全警告はありません。現時点では何もする必要はありません」と、この上なく爽やかなミントグリーンの背景とともに告げていました。
持ち上げた途端に完全にバラバラになったガジェットも、火事場から拾ってきたような煤だらけのスマホケースも、血糊がべったりとくっついていたTシャツもリコールの対象ではなかったんだ、と一安心しました。
販売しているアリエクスプレスからの警告もなく、現時点では何もする必要がないと言っているんですから。

しかし、よく考えてみると、誰が商品のリコールを届け出るのでしょうか?『アイヤー、問題のある製品を売ってしまったアル。まあ、外国人のことを気にしてもしょうがないアルヨ』との対応が関の山のようにも思えてきます。
「リコール対象がない」のは、私の買ったものがすべて安全だったからなのか、それとも、ただ単に……。
1件でもリコールが掲載されていたら信頼度が急上昇していましたが、アリエクスプレスおよび販売店からのリコール開示は10年以上の購入でもゼロ件という立派な数字で、これはまさしく奇跡です。
今回の話に近いものが下にあります




