アリエクのスタバグッズ公式店の住所は、なぜか田舎の田んぼの真ん中にあった!!ちなみに日本は東京・目黒

AliExpressにはBrand+という表記がされた商品が販売されていることがあります。

先日、発見したのは世界的に有名なコーヒーショップの公式店だというお店で、グッズの販売を行っていました。

このお店の屋号にはそのものズバリの名前が入っていて、あの有名なロゴまで使っているのです。

しかも、Authorization Store、認定とか許可された店との表記もあるのですから、これはますます本物なのかと思わせます。

このお店の販売商品は、あのロゴが入ったマグカップやタンブラー、ストローなど、徹底して認定ストアであるようなたたずまいです。

アリエクには名ばかりのお店がたくさん存在し、このコーヒーショップの公式店だと自称するお店もたくさんあります。

でも、その多くはマグカップの他に、何の脈絡もない充電ケーブルや腕時計、下手をするとアダルトグッズまで売っていたりするのですが、さすがは認可店、そういったものは一切置いていないのです。

では、本当に認可店なのだろうと思いつつも、一応、この店の素性を探るべく、ビジネスライセンスを調べてみます。すると、出てきた社名がXia※※※※※※ H※※※※※ Technology Co., Ltd.と書かれていて、あのコーヒーショップの名前が一切含まれていないのです。

日本で認可店といえば、日本マクドナルド、あるいはセブン-イレブン・ジャパンといった企業名になるのが一般的だと思ってましたが、中国ではそういった風習がないのか、社名がごくごく普通なのです。

いや、むしろコーヒーには不必要と思われる「Technology」がなぜか入っていて、ところ変われば社名の常識も変わるようです。

次に注目すべきは所在地です。このビジネスライセンスによりますと「Songjiaqiao Village, Tongyang Town, Tongshan County, Xianning City, Hubei Province」、漢字に直すと「中国・湖北省・咸寧市・通山県・通洋鎮・宋家橋村」とあります。

日本人の私にはこの住所がどこなのか見当も付きませんが、宋家橋村という字くらいは読めます。あのコーヒーショップの認可店の所在地が村にあるというのはなかなかの違和感ですから、ネットでどんなところなのかを調べてみると、見事に田園地帯が広がる地域でした。

そりゃ、田んぼが広がる景観の良い場所をあえて所在地にすることだってあるでしょう。でも、あのコーヒーショップは、高層ビル群の1階でMacBookを広げているイメージです。10時と15時に鍬やスコップを傍らに置いて缶コーヒーでの休憩が似合いそうな地域にはあまり似つかわしくない気もしますが、認可店が書いた住所なのですから間違いないのでしょう。

では、この商品の素性は何なのか?あくまでも想像ですが、この地域には、あのコーヒーショップが商品を発注している工場があるのかもしれません。

そして、以前お伝えしたように(※300円イヤホンがAirPodsとして認識された理由:中国語圏で噂される“影ライン”とは)、昼間はメーカー用、夜は自分たち用に商品を生産している影ラインが存在し、そういった商品が流れているのかもしれません。

アリエクがわざわざ正規品と表記している。販売店は認可店だと言っている。商品画像にもあのマークやロゴがちゃんと映っている。

でも、それだけで本物の証にはならないのがAliExpressです。それよりも、公式店だと思い込んで購入すると、こういったものは税関で没収される可能性が極めて高いので、手を出さないほうが賢明です。

ちなみにあのコーヒー屋さんの日本での所在地は東京・目黒であり、残念ながら田園地帯ではありませんでした。

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