
壊れたノートPCや、もう電源すら入らない古いデスクトップ。私は捨て方が分からず、押し入れの奥に眠らせたままになっていました。
自治体のゴミ収集ではパソコンは引き取ってくれませんし、お店に引き取りを頼むと費用がかかるので。私は古いパソコンを押し入れにしまい込んだまま放置していました。
そこで今回は、リネットジャパンの無料宅配回収を実際に使ってみた体験をもとに、本当に無料なのか、どんな条件があるのか、データ消去はどう考えればいいのかを詳しくお伝えします。
結論|リネットジャパンは条件が合えば便利だった

先に結論から言います。パソコン本体を含む1箱で、規定サイズ内に収まれば無料引き取りで回収してもらえます。しかも自宅まで集荷に来てくれるので、重たいデスクトップを持ち込む必要もありません。
私は実際に3回ほど利用しましたが、いずれもトラブルなく無料で処分でき、押し入れが一気に片付いたのは、かなり大きなメリットでした。
ただし、誰でも無条件で完全無料というわけではありません。とはいえ、その条件は非常に簡単で「パソコン本体を含む1箱」 という条件があることと、データ消去については事前にどうするか決めておく必要があること、この2つが無料回収の条件です。
リネットジャパンの無料回収は本当に無料? 条件を先に整理

なぜ無料なのか
リネットジャパンは、小型家電リサイクル法に基づく認定事業者として、使用済みパソコンや小型家電の回収・再資源化を行っています。全国の自治体と連携し、行政サービスの一環として提供されている仕組みがあるため、一定の条件下で無料回収が可能になっています。
少なくとも、無認可の不用品回収業者とは性質が異なり、国の認定を受けた回収サービスとして運営されています。リネットジャパングループ株式会社は東証グロース市場・名証メイン市場に上場している企業でもあります。
無料引き取りになる条件
無料回収の条件は以下の通りです。
- パソコン本体(ノートPCまたはデスクトップタワー)が1台以上含まれていること
- 段ボール1箱であること
- 箱の3辺合計が140cm以内であること
- 重量が20kg以内であること
デスクトップPCの場合、モニターだけでは無料になりません。必ずタワー本体が入っていることが条件です。
有料になるケース
以下の場合は有料になります。
- 2箱目以降(1箱目は無料、2箱目からは有料)
- パソコン本体を含まない回収
- データ消去オプション(3,180円/台、税込3,498円/台)
- 規定サイズ・重量を超える場合
- ブラウン管モニターなど一部対象外品
同梱できるものと事前確認が必要なもの
パソコン本体が1台入っていれば、箱のサイズと重量制限の範囲内で他のものも一緒に送れます。
| カテゴリ | 具体例 | 備考 |
|---|---|---|
| 回収可能(同梱OK) | ノートPC・デスクトップタワー・液晶モニター・キーボード・マウス・ケーブル類・アダプター・小型家電 | パソコン本体が1台以上含まれていることが前提 |
| 回収不可(対象外) | テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコン(家電リサイクル法対象品)・業務用機器・電池・バッテリー単体・膨張/破損したバッテリー・モバイルバッテリー・電子タバコ・石油ストーブなど | 最新の対象外品目は公式サイトで要確認 |
※スマホでは表を横にスクロールしてご覧ください。
なお、電池・バッテリー単体、膨張したバッテリー、モバイルバッテリー、家電4品目などは対象外です。対象品目は変更されることがあるため、最新情報はこちらのリネットジャパン公式サイトでご確認ください。
私の場合、ノートPCとデスクトップタワーに加えて、余っていたケーブル類やアダプター、小型家電なども一緒に詰めて送りましたが、追加料金など一切かからずに無料引き取りでした。
実際に使って感じたメリット
役所や回収ボックスへ持ち込まなくていい
自治体の回収ボックスに持っていく場合、ノートPCならまだしも、デスクトップのタワーを持ち運ぶのはかなり面倒です。自宅まで集荷に来てくれるのは、このサービス最大のメリットだと感じました。
パソコン以外も一緒に片付けやすい
「パソコンが1台入っていればOK」というルールのおかげで、処分に困っていた周辺機器やケーブル類もまとめて整理できました。これまで「これは燃えるゴミ?不燃ゴミ?」と迷っていたものも、一緒に送れてしまうので非常に楽でした。
押し入れの中が一気に片付いた
正直なところ、これが一番の収穫でした。長年放置していた古いパソコンがなくなり、押し入れに空きスペースができたことで、他の物の整理も進みました。
どんなものを箱に入れたか|サイズ感も含めた実例
実際に入れたもの
私が実際に送ったものは以下の通りです。
- ノートPC(1台)
- デスクトップPCタワー(1台)
- 液晶モニター(1台)
- キーボード・マウス
- 余っていたケーブル類(数本)
- 使わなくなったアダプター類
- 処分に困っていた小型家電
使った段ボール箱のサイズ感
私が使ったのは、スーパーの野菜売り場で貰ってきた白菜が入っていた段ボール箱です。3辺合計は約130cmで、140cm以内に収まりました。ノートPCとデスクトップタワーを入れても、まだ少し余裕がありました。
段ボール選びで気をつけたいこと
重量が20kg近くなると、箱の強度が重要になります。お菓子の箱や薄い段ボールだと底抜けする恐れがあるので、野菜箱のような厚手の段ボールを使うのがおすすめです。
また、箱の上部が完全に閉まらない形状の場合は、別の段ボールを貼り付けて中身が出ないようにして、ガムテープをしっかり貼っておくと安心です。
申し込みの流れ|実際に迷いやすかったのはここ

申し込みの大まかな流れ
リネットジャパンのホームページにある「カンタンお申込み」から進みます。
- 回収するパソコンの台数を選ぶ
- 同梱品の有無を選ぶ
- 回収する箱数を選ぶ(無料は1箱のみ)
- 回収希望日時を指定する
- 住所・氏名・メールアドレスを入力する
これで申し込み完了です。伝票は佐川急便のドライバーが持ってきてくれるので、事前に用意するものは何もありません。
分かりにくかったのはデータ消去の項目
申し込み画面で一番迷ったのは、「データ消去をどうするか」の項目でした。
「おまかせする」と「ご自身で消去する」の選択肢があり、「おまかせ」を選ぶと有料(3,180円/台、税込3,498円/台)になります。一方で「ご自身で消去する」を選ぶと、無料の消去ソフトがダウンロードできるという案内が出ます。
初めての方はここで「どちらを選べばいいんだろう?」と迷いやすいので、無料引き取りにするのなら、あらかじめデータ消去に決めておいた方がスムーズに申し込みができます。
データ消去はどうする? 体験談と一般的な考え方を分けて整理

まず知っておきたいこと|初期化だけでは十分とは限らない
Windowsの初期化(リカバリ)を行っても、データが完全に消去されるわけではありません。専用の復元ソフトを使えば、初期化後のデータを読み取れる場合があります。
個人情報が心配な方は、データ消去について事前にどうするか決めておくことをおすすめします。
私が実際にやったこと
私は古いパソコンだったこともあり、HDDを取り外しただけで、特に物理的な破壊はせずに送りました。重要なデータが入っていなかったことと、取り外したHDDは自分で保管したためです。
ですので、申し込みの際は「ご自身で消去する」を選びました。実際には消去ソフトを使わずに、HDDを取り外しただけでしたが、特に問題なく回収してもらえました。
一般的にはどう考えるのが安全か
データ消去の方法は、いくつかの選択肢があります。
| 方法 | 費用 | 確実性 | 手間 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| 自分でデータ消去(無料ソフト) | 0円 | 中〜高 | 時間がかかる | 費用を抑えたい人 |
| 記憶媒体を取り外して保管 | 0円 | 高(媒体を手元に残せる) | 手間が少ない | 自分で管理できる人 |
| リネットジャパンの有料消去 | 3,180円/台(税込3,498円/台) | 高 | 楽 | 安心を優先したい人 |
※スマホでは表を横にスクロールしてご覧ください。
安心を優先するなら有料データ消去も選択肢
もし「自分でデータを消す自信がない」「絶対に情報漏洩させたくない」という方は、リネットジャパンの有料データ消去サービス(3,180円/台、税込3,498円/台)を選ぶのが確実です。
費用はかかりますが、手間がかからないという意味では、一つの選択肢として考えて良いと思います。
回収当日の流れと、処理完了までにかかった期間

回収当日は箱を渡すだけだった
申し込み時に指定した日時に、佐川急便のドライバーが回収に来てくれました。送り状(伝票)はドライバーが持参してくれたので、自分で何かを用意する手間は一切ありませんでした。
箱を渡したらその場で完了。あっという間でした。
処理完了の連絡も来た
回収から約4週間後、リネットジャパンから「処理が完了しました」というメールが届きました。特にトラブルもなく、無事に廃棄処理が終わったことを確認できて安心しました。
リネットジャパンが向いている人・向かない人

向いている人
- パソコン本体を1台以上処分したい人
- 自宅から手間なく出したい人
- 周辺機器もまとめて片付けたい人
- 役所や回収ボックスへの持ち込みが面倒だと感じている人
- 140サイズの箱に収まる範囲で整理したい人
向かない人
- パソコン本体がない人
- 複数箱を前提にしている人(2箱目以降は有料)
- 家電リサイクル法対象品(テレビ・洗濯機・冷蔵庫・エアコン)を処分したい人
- データ消去を完全に任せたいが費用はかけたくない人
注意点まとめ|申し込む前に確認しておきたいこと
- 無料条件は「パソコン本体を含む1箱」が前提
- 箱の3辺合計は140cm以内・重量は20kg以内
- 対象外品目(バッテリー単体・家電4品目など)は事前に公式サイトで確認する
- データ消去は先に方針を決めておく
- 2箱目以降やオプション利用時は料金が発生する
- 最新の条件は公式サイトで必ず確認する
まとめ|古いパソコンを自宅から片付けたい人には便利だった
リネットジャパンの無料宅配回収は、条件が合えば非常に便利なサービスです。自宅まで集荷に来てくれるので、重たいデスクトップを持ち込む必要がないのが何より楽でした。
押し入れに眠ったままの古いパソコンを処分したい方には、かなり有力な選択肢になると思います。
ただし、「データ消去」だけは事前にどうするか決めておくことをおすすめします。そこだけは無料回収の条件とは別に、自分自身で考えておくべきポイントです。
私は3回ほど利用しましたが、いずれもトラブルなく無料で処分できています。この体験が、どなたかの参考になれば幸いです。【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>へ無料引き取りを依頼する
FAQ|リネットジャパンの無料回収で気になりやすいこと
Q1. リネットジャパンの回収は本当に無料ですか?
A. パソコン本体を含む1箱で、規定サイズ・重量内であれば無料です。ただし2箱目以降やオプション利用時は料金が発生します。
Q2. ノートパソコン1台だけでも無料回収の対象ですか?
A. はい。ノートパソコンもパソコン本体として扱われるため、条件を満たせば無料回収の対象になります。
Q3. デスクトップのモニターだけでも無料になりますか?
A. モニターのみでは無料条件を満たしません。デスクトップPCの場合はタワー本体が必ず必要です。
Q4. パソコン以外の小型家電も一緒に送れますか?
A. パソコン本体が1台入っていて、箱のサイズと重量制限内であれば同梱できるものがあります。対象外品目は事前確認が必要です。
Q5. データ消去はどう考えればいいですか?
A. 初期化だけでは十分とは言えません。自分で適切に消去するか、有料サービス(3,180円/台、税込3,498円/台)を利用するかを事前に決めておくのが安心です。
Q6. 申し込み時に迷いやすいのはどこですか?
A. データ消去の項目です。「おまかせする」と「ご自身で消去する」の選択があり、前者は有料となるため、事前にデータ消去の方針を決めておかないと迷いやすいです。
Q7. 申し込んでから回収までどのくらいかかりますか?
A. 回収希望日時を指定できます。地域や申込タイミングによりますが、公式案内では最短翌日から回収可能とされています。私の場合は希望した日時に佐川急便が来てくれました。回収から処理完了の連絡までは約4週間程度でした。
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