
前回、AliExpressのセラーは商品をいくらで仕入れ、どれくらいの利益を得ているのかという下世話な記事を書きました(アリエクのセラーは一体いくら儲けているのか?)。その中でAliExpressのセラーが最も利用する仕入れサイト「1688.com」が出てきましたが、日本人には馴染みのないこのサイトについて、いろいろと調べてみました。
1688.comは、アリババグループが運営する中国国内最大のBtoB卸売サイトです。AliExpressセラーたちの仕入れの拠点だと言われており、AliExpressで販売されている多くの商品の出元でもあります。
卸売サイトというと、中国人でもAliExpressセラーしか利用できない、少し厳格なものを想像しますが、実は日本人でも1688.comを覗き見ることが可能なのです。ですから、下世話な話ですが、今からAliExpressで購入しようとしているスマホケースやガジェットの仕入れ価格を見ることも可能なのです。

1688.comへアクセスすると、意外にもサイトは日本語に自動翻訳されるのです。※1688.comへは日本から誰でもアクセスできますが、私は念のためNordVPNを入れています。![]()

そこに表示された商品でまず驚かれるのは驚愕のお値段が並んでいることです。しかし、この¥マークは人民元ですので、表示されたお値段を24倍したのが日本円価格になります。
まあ、それでも十分に安い価格が並んでます。

そして、検索窓に日本語を表記してもちゃんと検索できるのです。

たとえば、上の画像の充電式LEDランプは3.8元、日本円でおよそ91円で販売されています。

このLEDランプをAliExpressで検索してみると、このようなお値段で販売されているのです。これらの数字だけを見ると、91円で仕入れて600円で売っている、ボッタクリだと思いがちですが、実際にはそうでもなく、AliExpressのセラーたちはかなり薄利で営業しています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
AliExpressで販売されている商品の仕入れ値はこんなにも安いことが分かると、1688.comで買った方が得だと思うのは当然の話です。ところが、1688.comで日本人が購入するためにはとてつもない大きな壁があるのです。

1688.comはECサイトなのでアカウントを作成する必要があります。その際に個人情報を入力する以外に、支払方法を入力するのですが、クレジットカードを入れたら終わりとはならないのです。
1688.comの支払いは、中国国内の銀行口座かAlipay(支付宝)、なおかつ、本人認証が必要となるので、日本人がこれをクリアすることが相当難しいのです。そもそも1688の立ち位置が中国国内向けとなっているので、仮にアカウントの問題が解決しても、日本までの発送は中間業者を挟む必要があります。
支払方法、日本までの荷物の輸送など、困難が次々と立ちはだかり、日本在住の日本人は手が出ないサイトなのです。

日本人も日本語で使える1688.comなのですが、アカウントが作れないため購入はできません。また、画像検索機能もアカウントがないと使えません。ですので、検索窓での検索がメインのリサーチツールとなりますが、これでも結構便利なのです。
原価を気にして買い物をする人間は少数派であり、販売店が儲けて生計を立っているからこそ、ユーザーが買える図式があるのですから、原価を探るのは下世話な話なのです。
でも、今からAliExpressで買おうとする商品がいくらで仕入れられているのかをなぜか知りたくなって、今日も下世話の極致を1688.comで確認する私なのです。
今回の話に近いものが下にあります





