
現在、アリエクスプレスの荷物は中国から日本へ直接届くケースが増えており、発送から1週間程度で届くことがほとんどです。ただし、Choice商品ではない安価な送料無料商品を購入すると普通郵便が使われ、届くまでに1か月以上もかかることが今でもあります。
なぜ、お店が発送してから1か月以上もの日数がかかるのか。それは、いろいろな国を経由してから日本へ届くルートが使われるからです。

中国には航空便や船便の空き枠を使って輸送する手段が数多く存在し、空き枠を利用することで、運賃を大幅に安く抑えることができます。基本的には第三国を経由して日本へやってくるルートなのですが、運賃の安さとの引き換えに時間がかなりかかるのです。
そして、発送から1か月以上かかって届く荷物のラベルには、どこを経由してきたかの痕跡がちゃんと記されていて、異常なルートで届いたことが見て取れます。
今回は私の元へ届いた普通郵便の中でも、特に印象深いルートを3つご紹介します。
3か国を経由して届いた、ラベルが4枚も重ね貼りされた普通郵便

先程、第三国を経由と書きましたが、私に届いた安物商品が入ったいつものビニール封筒には合計4枚ものラベルが重ね貼りされていました。ラベルは経由する国で貼り直されるので、発送国を含めると4か国を旅したことになり、この荷物が辿ったルートが分かるのですが、運賃の安い空き枠だとはいえ、これが異様すぎるのです。
そのルートは、中国→トンガ→バヌアツ→台湾→日本というものでして、この全てが船便という荷物を待つ身としては拷問のようなルートなのです。
そもそも、日本を目指すべき荷物のルートが、中国からトンガへ向かうこと自体、意味が分かりません。トンガからバヌアツ、台湾とクルーズ旅行のように寄り道してくるのも、待たされた膨大な時間を考えるとイライラしてきます。しかし、安価の商品を送料無料で届けるためにはしょうがないのでしょう。
日本を目指す荷物がまずはアフリカへ。なぜ、こんなルートで運賃が安くなるのか、よく分からない普通郵便

この荷物の経由国は1つだけでした。しかし、経由してきた国がアフリカのコートジボアールなのです。
中国から見て、東シナ海の先にある日本へ向かう荷物が、中国からコートジボアールを経由するルートになるのは、明らかに遠回りです。
無料配送を実現するためには、空き枠狙いで日本へ向かうルートしかなく、それは無駄足があるからこそ成り立つのです。
日本を飛び越して北大西洋へ。無駄足の極致の配送ルートの普通郵便

何度も言っていますが、日本と中国は東シナ海を挟んで向かい合う位置関係にあります。
しかし、日本へ向かう荷物が中国を出発してたどり着いたのは北大西洋のドミニカ共和国です。そして、ドミニカでしばらく待機した後に日本へやってきました。
東シナ海どころか、太平洋までも超えてアメリカの横の島国を経由してくるルートがなぜ安いのかは全く理解できません。

日本と中国の位置関係は地図で見ると近距離であることに間違いはありません。しかし、これが送料無料の普通郵便だと、途端に遠距離になってしまうのです。
長く旅をすることで運賃が安くなる仕組みが素人にはよく理解できないところですが、アリエクスプレスの配送方法、特に普通郵便は時間が対価となっているのです。
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今回の話に近いものが下にあります




