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アリエクスプレスは通販ですので、購入する決め手となるのが商品画像とその商品の説明文がかなり重要です。
だからこそ、お店はユーザーが一目で分かる商品画像と、分かりやすい説明文を掲載することに努めるのですが、中には酷く曖昧な商品画像しか掲載されていない商品ページがあったりします。
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例えば、上の画像のように、商品がポーチであることは何となくわかるものの、なぜか、画像にlogoという文字が書かれております。
なおかつ、見た目には100円ショップで売られていそうなペラペラのポーチなのに、お値段がやたらと強気に思えるのですが、こういった、酷く曖昧な商品画像でありながら、お値段がお高めのパターンで販売されている商品は、ほぼほぼ100%、権利的な問題を抱える商品だったりします。
では、この商品がどういった権利の問題があるのかというと、これも画像から判断することができます。
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この商品を販売するお店は、ロゴをまともに掲載すると、運営するアリエクスプレスから重いペナルティを科せられるため、あえて不明瞭な画像を掲載するのですが、これではユーザーがどんなものなのかを認識できず、購入してくれません。
お店はリスクを冒して販売するのですから、ある程度は売り上げがないとやっていけないものの、モロな画像や説明文は即時ペナルティになり、下手をするとお店がお取り潰しになってしまいます。
そんなジレンマの中で、お店はユーザー自らが全てを察してくれるような画像をさりげなく紛れ込ませます。
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例えば、チラ見的な画像を1枚だけ掲載し、隠しているロゴをユーザーにどうにか察してもらおうとしたり、
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汚い手書きでロゴをなんとなく書いてみたりと、運営側に見つからず、それでいて、察してくれたユーザーだけになんとか販売しようとします。
しかし、察した購入者がこういった商品を購入するのはかなりのリスクがあって、仮に税関で発覚したら問答無用で没収され、商品代金はアリエクスプレスからも返金されません。
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また、あのロゴだと察しても、実際にあのロゴの商品が届くのかは不透明であり、過去には、高級ブランド品のロゴをにおわせておきながら、実際には全く別物のロゴが付いた商品を送り付ける事例がございました。
購入した側は思い描いていたモノと異なるので返金を求めるも、お店は『商品ページと何ら違いがなく、違法なコピー品を送り付けるなんてことはしないし、そもそも、コピー品を買うのはやってはいけないことだ』と声高に主張します。
アリエクスプレスからの裁定もコピー品を求めるユーザー側が悪いとの裁定が高確率で下され、お店側の全面勝訴となって一切返金もしなくて済む、なんて手の込んだ販売手法もかつては存在しました。
結局のところ、コピー品は違法であることをユーザーもお店も知っているわけで、そのやましさに付けこむように別の商品を送り付けて返金を求めさせない、なんてことを過去には目撃しておりますので、アリエクスプレスにて察して購入すると痛い目に遭うかもしれないので要注意、というお話でした。