遥か昔の昭和の時代では『アニメは子供が見るもの』なんてことが言われておりましたが、現在においてのアニメの立ち位置は、日本の基幹産業の一つと言えるほど世界的にも有名になり、人種、性別、年齢を問わず、誰もが楽しめるコンテンツになったように思えます。
ただし、いい年をしたおっさんが『アニメが放映されるのを毎週楽しみにしている』なんて言ったりすると、途端に気持ち悪く、不気味になってしまうのですが、今回は私が毎週楽しみにしている、とあるアニメのお話です。
日付が変わったばかりの木曜日の深夜にTBSで『ラーメン赤猫』というアニメが放映されております。
ざっくりとした内容はというと、猫たちだけで調理から配膳、お会計までを行って切り盛りする『赤猫』というラーメン屋さんが舞台のコメディで、この店の新たな従業員となった人間の女性の仕事は猫や虎のブラッシングだった、とこれだけでは何のことやらさっぱり分からないと思われますが、先入観なくご覧いただいた方が良いような気がしますので、内容はこれくらいにさせてください。
猫4匹+麵打ち担当の虎が1頭と、1人の女性がメインで短編の物語が2~3話で放映されております。
個人的には、猫たちが人間のような振舞で店を切り盛りしつつも、時々、猫らしさが出てくるところが面白く、また、虎が製麺作業を行っているのもなかなかシュールであり、時には猫が店の経営を真面目に語ったり、商工会議所の会合へ出かけたりする人間ぽさもなにか面白く感じます。
それと、このアニメを視聴した後に必ずラーメンが食べたくなる点も見逃せず、翌日のお昼はラーメンになってしまうのも大きな特徴のように思えます。
動物もののアニメですが、人畜無害でバイオレンスなシーンは一切なく、年齢を問わず、何も考えないで視聴できる朗らかなアニメですので、もし宜しかったらご覧になってみてください。
また、8月15日までABEMAにてラーメン赤猫が第一話から無料で視聴できますので、お盆休み中にもしも暇で暇でしょうがなく、時間がたっぷり余った際にでもご覧になってみて下さい。