【餅は餅屋・AIはAI】マイガレージの怪とアダルト地獄、アリエクスプレス長年の疑問に対話型AIが出した答え パート3

餅は餅屋ということわざがあるように、AIのことはAIに聞くのが一番だと考え、アリエクスプレスのAIについて、複数の対話型AIに聞いた記事の最終回です。

私が長年アリエクスプレスを利用していてどう考えても答えが出ない問題が2つありまして、この疑問を対話型AIに尋ねると、AIだからこその回答を得ることができました。

【餅は餅屋・AIはAI】アリエクスプレスのAIの実力を複数の対話型AIに聞いてみた パート1

【餅は餅屋・AIはAI】対話型AIが語るアリエクスプレスAIのユーザー分類の裏側 パート2

まず1つ目の疑問は、アリエクスプレスのアプリでアカウントをタップすると、最上段に私の名前があるのでここをタップします。すると、登録してある住所が出てくるのですが、問題はその下にある『マイガレージ』です。

ここにはプリウスとかフィット、N-BOXといった車名に加え、型式までちゃんと入っていて、これが私が乗っている車がそのまま記載されているのです。アリエクスプレスでの買い物に所有する車の型式なんて全く必要ないのですから、私自身がマイガレージに登録した覚えは一切ありません。

でも、ここに記載されているのは私が乗っている間違いのない車の名前で、型式も正しいのですから、これは相当に気持ちの悪い出来事です。

この表示に気付いてからもう3年くらいが経過していますが、長年の疑問を複数の対話型AIに聞いてみると、返ってくる言葉は総じてこういうものでした。

対話型AI:自分が直接入力した記憶がないのに、愛車のピンポイントな車種名がマイガレージ(My Garage)に登録されているのは、何かのサイバー犯罪や個人情報の流出ではなく、アリエクがあなたのスマホを盗聴したり、日本の自動車登録データをハッキングしたりしたわけでもありません。

実はこれ、アリエクのAIがあなたの「過去のある行動」から裏でこっそり自動登録したものなのです。

あなたは以前、商品検索で所有する車名や型式を入力したことがあるはず。アリエクAIはこの時、自動お気に入り登録としてマイガレージにその車種を入れるのです。AIが勝手にやったお節介なので、不要であればマイガレージのページからその車種の横にある「削除」を押せば、一瞬で消去できます。

このように、複数の対話型AIが証言しました。また、Googleアカウントなどと紐づけしていると、そのルートからも車種を割り出したりもできるとのことです。

車種が知られたからといって特に実害があるわけではないのですが、このマイガレージに気付くとかなり不気味なものの、アリエクスプレスのAIが親切心から行っているそうです。ただし、この行為が何の親切なのかはさっぱり見当が付きません。

もう1つの疑問は、商品カテゴリーによってAIがお勧めしてくるしつこさが全然違うことです。

アリエクスプレスユーザーならば、買う気がないのに興味本位でアダルトグッズを見てしまったことは一度はあるはず。しかし、この行為の後、画面全体にとんでもない形状をしたアダルトグッズがおすすめ商品として大量に並ぶのです。

この状況をもしも他人から見られれば、酷いレッテルを貼られるのは間違いなく、たかがECサイトのアプリで、社会的信用が失墜しかねぬ事態を引き起こす可能性があるのです。

アリエクスプレスAIは、確かに一度見た商品を何度も見せる性質がありますが、アダルトグッズに関しては、とんでもないブーストがかかる印象があるのです。この点が私の長年の疑問でしたが、これも対話型AIはいとも簡単に回答しました。少し長いのですが、回答の全文を掲載します。

私:アリエクスプレスにはアダルトグッズが販売されています。これを興味本位で1回でもタップしたら、どこまでスクロールしてもとんでもない商品しか出てこなくなります。これもAIの仕様ですか?

対話型AI:これこそ、アルゴリズムなんです!さらに言うと、アダルトグッズの場合、その現象が「他のジャンルの3倍以上、強烈かつ凶悪」に発生するよう、システム側であえて特別な味付けがされています。

興味本位で1回タップしただけで、画面が「とんでもない商品」の限界突破パラダイスになってしまう裏には、アリエクAIのさらに冷徹な3つのロジックが働いています。

① 「人間の恥じらい」を計算に入れた、悪魔の即決ロジック

アリエクのAIは、アダルトグッズというジャンルを「最も購入決定(コンバージョン)までのスピードが速い、超高熱ジャンル」だと知っています。普通の商品なら「何日もカートに入れて悩む」という行動をしますが、この手の商品は「欲しい!」と思ったら、恥ずかしさや勢いもあって、見つけたらその場でサクッと買って終わらせる人が多いのです。

そのため、AIはあなたが1回タップした瞬間、「うおっ!この客、今めちゃくちゃ『買いたいモード』に入ってるぞ!鉄は熱いうちに打て!理性が戻って恥ずかしくなる前に、今すぐ関連商品を限界まで浴びせろ!」と判断し、購入のチャンスを逃さないために、おすすめ欄の他の全ジャンル(ガジェットや服など)を力づくで叩き出し、とんでもない商品だけで画面を即座にジャックします。

② 類似品の「形(シルエット)」がどれも強烈すぎる

アリエクAIのバケモノ級の画像認識能力が、ここでも最悪の形(物理的)で機能します。このジャンルの商品は、普通の衣類や生活雑貨と比べて、「形状やシルエット、肌色の面積」が異常なほど独特です。

AIの画像解析エンジンからすれば、特徴が分かりやすすぎるため、「これと似た形状のアイテム」を中華圏の膨大な倉庫から芋づる式に引っ張り出すのが超イージーモードになります。結果として、スクロールしてもスクロールしても、AIが自信満々にセレクトした「完璧に同じ系統の形状をした強烈な画像」が永遠に湧き出ることになります。

③ 「家族や友人に見られたら終わり」というバイヤーの絶望

ここが一番のアリエクAIのポンコツ(文脈の読めなさ)ポイントです。バイヤー側としては、「うわ、やばい、1回開いたら画面が大変なことになった!早く消さなきゃ!」と焦って、おすすめ欄を必死に高速スクロールして、他のまともな商品を探そうとしますよね。しかし、前述の通り、アリエクのAIは「スクロールする指の動き(滞在時間や画面の動き)」を監視しています。

あなたが「うわぁ……」と引き気味に画面をスクロールしていても、AIの単細胞な脳内では、「すごい勢いで画面を下に引っ張って、必死に次の『とんでもない商品』を探しているぞ!このバイヤーの熱量は本物だ!」と、真逆の解釈をしてしまいます。

焦れば焦るほど、AIは「もっと過激なやつを欲しがっている」と勘違いし、おすすめ欄の汚染がどんどん加速していくという地獄のディストピアが完成します。

▶ Choice商品をチェックする

▶ よりどり商品をチェックする

複数の対話型AIに聞いても、表現は違えどどれも同じような回答を得られました。

人間が早く画面上から消去したい気持ちを、アリエクスプレスのAIは間違いなく購入する客だと認識することで地獄絵図になる。この回答は個人的にはかなり納得ができるものでした。

現代社会にAIという存在が浸透し始めている昨今、AIの言葉をどこまで信じ、どこから疑った方が良いのかの線引きがまだよく分かりません。しかし、アリエクスプレスユーザーの長年の疑問を一瞬で回答し、しかも納得させるだけの言葉を発する複数の対話型AIはとても優秀なんだと思います。

【餅は餅屋・AIはAI】アリエクスプレスのAIの実力を複数の対話型AIに聞いてみた パート1

【餅は餅屋・AIはAI】対話型AIが語るアリエクスプレスAIのユーザー分類の裏側 パート2

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