1ドアの小型冷蔵庫を買ったら東京都から補助金が出て実質無料で購入できた話

先日、私の実家から作業をする部屋に置いてある1ドアの小型冷蔵庫が突然壊れたからなんとかしてくれと連絡がありました。

この1ドアの小型冷蔵庫というのは、昭和のラブホに置いてあったような500mlのペットボトルを10本入れたらパンパンのかなり小さめな冷蔵庫なのですが、無いと不便だそうで新たに買ってくれとのこと。

冷蔵庫の設置は本来大変な作業なのですが、小型で大した重量もなさそうなので、私が通販で手配して送り付け、冷蔵庫が実家に届く頃に私が赴いて設置すれば良いだけの話だと考えました。

作業部屋でペットボトル飲料を冷やしておくだけの小型冷蔵庫なので最上級の製品など必要なく、裾の裾の最下級グレードで全くかまいません。

1ドアの小型冷蔵庫なんていうものは1万円以下で買えると想像しておりましたが、インフレの時代ではもう少しだけお金が必要だったものの、アマゾンで最安値だった1.2万円弱のものを購入することにしました。

また、実家からそう遠くない場所に冷蔵庫などの家電リサイクル製品を引き取ってくれる倉庫があるので、冷蔵庫を設置後に私がそこへ壊れた方を持って行けば全て解決ですから、郵便局へ行って5千円ちょっとのリサイクル代金を予め支払っておき、冷蔵庫が届くのを待ちました。

そんなことがあったのを私の友人に話したところ、東京都には冷蔵庫を買い替えると補助金が出るのを知っているか?と言われたので調べてみると、東京ゼロエミポイントという、エアコンや冷蔵庫などを省エネタイプにすると商品券が貰えるキャンペーンが2024年9月30日まで行われていることを知りました。

ただし、私がアマゾンに注文したのは、最下級だと思われるおもちゃのような1ドア小型冷蔵庫ですから、私の想像では省エネなんて知ったこっちゃなく電気を垂れ流しに使うタイプだと思われ、となると、補助金なんて貰えるはずがありません。

しかし、購入した冷蔵庫の型番を補助金ページで確認してみると、奇跡が起こったのか、なんと14000ポイントが貰えると表示され、実際には省エネタイプの小型冷蔵庫だということが判明しました。

購入した冷蔵庫が1.2万円に加え、古い冷蔵庫のリサイクル代が5千円のお買い物に対して、補助金が14000ポイントも付くということは、冷蔵庫本体に関しては実質無料であり、リサイクル代金も含めても持ちだし金額は3千円ちょっとで、新品の小型冷蔵庫が3千円で買えたといっても過言ではなく、私は初めて、知事の百合子ちゃんに深く感謝しました。

ただし、今回はあくまでも安物の1ドア冷蔵庫だったのでタダみたいなお値段で購入できましたが、一般的な冷蔵庫では当然そういったことにはならず、冷蔵庫の補助金の最大額は26000ポイント止まりだったりします。

また、この補助金は、東京都に在住している平民が、エアコンや冷蔵庫を省エネタイプに買い替えた際に領収書や申請書を色々と提出して、初めて商品券が貰えるシステムですので、誰もに恩恵があるわけでもないのですが、もしも該当するのなら冷蔵庫がお得に購入できるかも、というお話でした。