ここ最近で最も衝撃を受けたニュースと言えば、次期のアメリカ大統領を目指すトランプ元大統領が演説中に狙撃された事件であり、耳を負傷したものの、銃弾が当たっているにも関わらず命に別状がなかったのは奇跡という言葉しかありません。
犯人が元大統領を狙撃したタイミングで、原稿の紙に目をやったことで顔の位置が数センチだけずれて顔面への着弾が回避され、流れ弾で観衆に巻き添えとなった方が出てしまったのは大変お気の毒ですが、正に紙一重の出来事のように思えます。
また、事件の直後で耳を負傷して出血しながらも、星条旗をバックに己の拳を高くつき上げて無事を伝える様子は、強いアメリカを体現しているようにも見えました。
日本人からすると、アメリカの大統領に誰がなろうとどうすることもできない問題ですので直接的には関係があまりない話ですが、今回の事件を受けて思うことが一つだけ個人的にはありまして、それは『運』の存在です。
日々の生活の中で運が良い、あるいは悪いと、誰もが一度は感じたことがあるものの、『運』の存在を目撃することは無いに等しく、証明できる実例も科学的な根拠も長年にわたって示されていないオカルト的なものだったりします。
にも関わらず、誰もが運の存在を頭から否定することはできず、どんなオカルト嫌いであっても運の存在だけはなんとなく認めてしまうなど、曖昧なのに運だけは信じる人間が非常に多かったりします。
そんなことを考えていると、今回の銃撃事件はとんでもない強運を持った人間がこの世にちゃんと存在しているのが分かったことに加え、この先の大統領選挙の筋道さえもコントロールしてしまうほどの強烈な出来事のように思えます。
さらにこの強運は、アリエクスプレスでの商品の売れ行きまでも変えてしまいました。
上の画像は、元大統領の陣営がお揃いで身に着けているキャップですが、あの事件の直後から1000件単位で売れているようで、その後もどんどん売れている模様です。
この他にも大統領選挙にまつわるグッズがアリエクスプレスには数多く販売されておりますが、上の画像のようにフィードバックの数が少ないのに、購入点数は10倍以上になっている現象がかなり見られます。
これは注文が入ったものの、まだ商品はユーザー宅へ届いていないためにフィードバックが付けられないことを意味するので、事件の後に売れていることを示す痕跡とも言え、事件後の風向きがどのようになったのかがよく分かる現象だと思います。
年齢的や健康的なネックを抱える候補者と、凶弾すらもよけた強運の候補者の二択では何となく勝負付けが終わってしまったような気もしますし、なによりもアリエクスプレスでのグッズの急激な伸びは未来を暗示するようにも思えたとは言いすぎでしょうか?