アリエクスプレスはその時々にお安くなっている商品カテゴリーがあるように思え、大袈裟な話のようですが、安い商品がその後に多大な影響を及ぼしていることがあったりするような気がします。
例えば、今から8年くらい前のアリエクスプレスでやたらと安いと思えた商品にスマホ端末があって、1万円以下は勿論の事、3万円も出したらとんでもなく高性能な端末を入手できる時代がありましたが、今から思えば、中国メーカー製スマホが世界を席巻する直前の時代でもありました。
色々なメーカーが挑戦的にスマホ端末を色々と製造して競争力が生まれ、その競争力で技術革新と価格の安さが発展し、当時は一部の人間だけが安くて高性能と好む中華スマホでしたが、今では日本の高齢者や主婦層など、中華スマホには無縁な方々にまでも浸透するようになりました。
一方、現在のアリエクスプレスのスマホ端末はというと、半導体価格の上昇など要素は多分にあるものの、当時からすると信じられない10万円台の端末がゴロゴロしている時代となり、お世辞にも安いとは思えなくなって時代が流れていることが実感できたりします。
そして現在のアリエクスプレスを眺めていると、個人的にやたらと安い商品がかなり存在すると常々思っている商品がございまして、それが電動ドライバーやインパクトドライバーの電動工具のカテゴリーです。
現代の建設業や電気工事業、はたまたDIYに絶対に欠かすことのできない電動工具ではありますが、こういった商品は、以前からアリエクスプレスで色々と販売されていたものの、お値段的に安いと感じたことは個人的にはありませんでした。
しかし、最近のアリエクスプレスではやたらとお安い電動工具をしょっちゅう目にします。
例えば、以前ならばアリエクスプレスでも1万円くらいはしていたものが送料無料3千円くらいで販売されており、こういった商品は価格がダミー価格となっていて、実際に購入すると1万円に跳ね上がったりすることが多々あったのですが、実際にカートに入れてみても3千円台のままです。
また、見た目にも問題は全く見られないものが軒並み送料無料3千円台で普通に売られていることが続出しております。
電動工具は、バッテリー駆動で一定の時間は使用可能であることが求められ、なおかつ、繊細な動きも求められる商品ですので、こういった3千円台のものがそういったものを満たされているのかどうかは分かりません。
しかし、冒頭の中華スマホの時にも、『バッテリーが』『使っていて爆発する』『ウイルスが』など色々なことを言われつつも、現在ではそういった声はほとんど聞こえなくなりました。
となると、こういった電動工具もスマホ端末同様に発展していくのかも?と思えた、現在のアリエクスプレスでやたらと安くなっている商品のお話でした。