久しぶりに中国の税関で開封された痕跡のある荷物が届いた話

アリエクスプレスは海外通販ですので、購入した商品が日本国内へ到着した際には、基本的に税関にて中身をチェックされるのがルールです。

ただし、膨大な荷物を全て開封してチェックするのは困難ですから、探知犬を使ったり、X線チェックにて怪しいモノが映った場合のみ、その荷物だけを開封して調べるのが一般的だともいわれております。

そして、問題があるのなら差し止められる一方で、問題がなかったのならば、開封した旨が書かれた紙が貼られた状態でユーザーの元へ荷物が届けられます。

これはあくまでも日本国内での税関での話ですが、アリエクスプレスの荷物は主に中国から発送されるため、当然、中国の税関でもチェックが行われるものの、その頻度はかなり低めでして個人的には過去に2回しかございません。

なぜ、中国の税関でチェックを受けたのかが分かるのかというと、開封した旨が書かれた文章が一切なく、カッターで梱包をかなり乱雑に切り裂いたであろう痕跡を、テープでただ巻き付けただけの状態で届くので、ああ、あちらの国で開封したんだなと想像できるのです。

そんな中国の税関でチェックされたであろうカッターの切れ込みが入った荷物が先日私のもとへ届き、これで計3回目となりました。

ただ、届いた荷物の荷姿を見てみると、これはどの人間が見ても怪しいと思えるものでして、その荷物というのが上の画像です。

中身はただのLEDライトなのですが、ご丁寧にプチプチでぐるぐる巻きにし、さらにその上からガムテープでぐるぐる巻きされた状態ですので、傍から見れば、明らかになにかを隠したい心理を読み取ることができ、中国の税関もそう考え、ナイフでざっくりと開封したようです。

過去に中国の税関で開封された荷物の中身はというと、金属製のパーツが2回ありまして、見ようによっては拳銃のパーツにも見えるので開封されたのかもと考え、金属パーツはチェックされる可能性が高いと考えておりました。

そして今回に関しては、見ようによってはいけないモノを隠して輸出しているようにも見えるため、チェックされたと思います。

まあ、こちらとしてはやましいことは一切ないですし、没収されるような商品でもないのでどうぞご覧になってくださいとしか思いませんが、もしもなにも紙が貼られておらず、開封された形跡があったのならば、それは中国の税関でチェックされた痕跡、というお話でした。