アリエクスプレスのBrand+が大幅に改善されたがその表記がなされていない商品の立ち位置は謎な話

アリエクスプレスの商品の一部にBrand+という表記がなされるようになったのは今から2か月弱前のこと。

その商品を見てみると、正規品との文字も掲載され、見ようによってはアリエクスプレスからお墨付きを得ている特別な商品にも見えなくもありません。

しかし、正規品とは言えないようなコピー品や権利を侵害した商品にもBrand+がごく当たり前に表記され、挙句の果ては、お勧めしてくる商品のほぼほぼ全てに、Brand+が表記された紛い物ばかりが出現するようにもなりました。

おそらく、このBrand+はお店の自己申告にて表記ができるシステムだったと思われ、だからこそ、削除されるべき商品にもBrand+の称号がバンバンと与えらえる状況となっていたと推測されます。

Brand+と表記されているからこそ、この商品は間違いないと購入してしまったユーザーは結構いるはずで、でも、実際にはコピー品やパチモノだった、なんてことは相当あったはずです。

そんないびつな状況にあったBrand+がようやく改善されまして、Brand+の商品のみで埋め尽くされるような事態にはならなくなりました。

上の画像は、私がログインをした際にアリエクスプレスのトップページに並んでいる商品の画像ですが、ほんの2週間ほど前はこの商品すべてにBrand+と表記がされていたものの、現在では1つだけがBrand+となっており、何らかの力が加わって正常化されたことがうかがえます。

そこで思うことが一つございまして、それは、Brand+が表記されていない商品の立ち位置です。

例えば、アリエクスプレスにはそれは多くのアニメグッズが並んでおり、少し前はそれらの商品にBrand+と表記されておりましたが、今現在はというと、上の画像のようにBrand+との表記が一切なく、これはアニメグッズだけでなく、権利的にアウトな商品は全てがそうなっております。

となると、Brand+が表記されていない権利的な商品はアウトであると、アリエクスプレス自らが公表しているようにも思え、それでも販売されているということは、色々な事柄が根幹から揺らいでいるような気がしないでもありません。

むしろ、Brand+なんて称号をそもそもやるべきではなかったような気がするのですが、Brand+の登場は色々な変化が起こりそう、というお話でした。