アリエクスプレスのスニーカーには想像をフルに働かせて察しなければならないものがある話

アリエクスプレスで販売されている商品の中で、闇が深いと感じるカテゴリーというと、個人的にはスニーカーが思い浮かびます。

その理由としては、販売されているスニーカーの中に、商品画像を見てユーザー自身がよく考え、色々なことを察することをお店側が求めているものが存在するからであり、なにを察するのかというと、コピー品やパチモノであることだったりします。

アリエクスプレスで販売されているスニーカーの中には有名スポーツメーカー製が販売されておりますが、おそらくその全てがパチモノだと思われます。

アリエクスプレスはパチモノの販売が禁じられておりますから、お店はパチモノを販売するために色々な努力をしております。

例えば、深夜の時間帯のみ商品画像が並ぶお店が以前は結構ありましたが、AIにて販売禁止品の取り締まりが行われるようになると、時間帯の概念が関係がなくなったからか、深夜のみの販売はなくなりましたし、商品画像に思いっきりモザイクを加える手法も割と頻繁に見掛けましたが、これもAIの取り締まりに引っ掛かるようになったのか、見られなくなりました。

そこでお店側が思いついたのが、ユーザー側が察することで購入してもらう手法です。

例えば、上の画像のロゴは明らかにおかしいのですが、奥側の片方をよく見ると、誰もがよく知っているロゴのスニーカーだったりします。

また、商品の詳細ページにはロゴが反転しているのかどうかを、ユーザー側がどうにか察してくれれば、との質問が掲載されております。

こういった塩梅で、このスニーカーはあの有名メーカー製であることを臭わせるも、お店自身は何一つ断言しておらず、購入する側が勝手に注文しているだけ、との体裁で販売されていたりします。

さらには、上の画像のようにスニーカーの先っぽだけの商品画像しか掲載されていないものがあります。

普通は誰も買わないというか、買えないスニーカーだと思いきや、実際には少しだけ見える斜めのロゴから察したユーザーから、結構な数の注文が入っていたりします。

ちなみに、こういったお店はある程度販売すると、後は売り逃げのようにすぐ閉店してしまうため、フィードバックの評価が集まる頃に商品ページすら消えてしまうのが一般的ですが、そういったお店だからこそ、良い製品であるわけがなく、買わない方が絶対に無難です。

また、靴関係は日本の税関で関税が発生し、その関税は結構高いため、アリエクスプレスでの靴関係の購入は止めておいた方が後々損をせずに済みますので、見るだけにしておいた方が絶対に良かったりします。

アリエクスプレスのスニーカーは格安なものが色々ありますが、一部の商品はユーザーが察することで営業が成り立っていて、怪しいものが存在する、というお話でした。