アリエクスプレスで行われるセールページには、基本的にセール価格とその値引き額が表記されております。
上の画像のように商品価格が表記され、左側のスニーカーならば、定価6514円の品が今回3858円値引きされてセール価格2656円で販売、といった塩梅となっております。
このスニーカーの割引率はというと60%弱にもなり、この数字だけを見ると相当に値引きをしているような印象を受けます。
しかし実際はというと、アリエクスプレスで販売されている商品にはそもそも定価が存在せず、定価はお店が勝手に設定しただけの数字で、その上、これまた勝手に算出した値引き額を表記してセール価格を表示しているだけですから、特別安いのかどうかはよく分からなかったりします。
とはいえ、人間は割り引かれたお値段を見せられると安いと感じてしまう性質があるため、アリエクスプレスでは作られた大きな割引率や割引額でお客を吊り上げる手口が当たり前に行われております。
一方、最近のアリエクスプレスでよく見られるようになったのが、セールなのにほとんど値引きをせず、見せてしまうとむしろ買う気が失せてしまうような値引き額を堂々と表記している事例がかなり増えました。
例えば、セールでの値引きが5円だったり
7円だったり
8円だったりと、かなりしみったれた値引きしかされない商品がセールページにはかなり出現し、これならば、偽りの割引でも良いから大きな金額の値引きをしている数字を見せられた方がいいような気もしてきます。
たった5円の値引きでもセールページに掲載されることを逆手に取り、自らのお店へユーザーを誘導する一つの手段として、こういったしみったれた値引きが横行しているのかもしれませんが、最近のアリエクスプレスのセールページは意味のない商品が並び過ぎている気がする、というお話でした。