アリエクスプレスでタブレットを買うのはやっぱり得策ではないと思えたニュースが報じられていた話

アリエクスプレスで商品を購入し続けていると、商品によっては徐々に原点回帰している自分に気付かされることがあります。

なにが原点回帰しているのかというと、アリエクスプレスで安さに惹かれて飛びついたものの、使っている内に『これは結果的に損をしているのでは?』と、自分では認めたくないのに認めざるを得ない事象が次々に出てくる、PCやタブレットの商品カテゴリーです。

アリエクスプレスで購入し始めた頃、破格のお値段で購入できる中華PCや中華タブレットを買い漁っておりましたが、何の文句もなく使い勝手が良くて買って大正解と思えたものは個人的に一切なく、結局は日本国内でそこそこのお値段で購入した方が満足度が高いことを身をもって知ることになりました。

まあ、私が購入してきたものが飛び切りダメだっただけの可能性も捨てきれませんが、少なくとも私も購入したこともあるメーカー製のタブレットに関しては、ダメダメぶりが読売新聞でも報じられておりました。

あえてメーカー名は書きませんが、知らない方だと日本人のローマ字読み的にチューウィと呼んでしまいがちなメーカーは、アリエクスプレスでは割とメジャーなメーカーであり、商品ページに書かれたスペックと販売価格を鑑みると、かなりお買い得に思えてしまうものが揃っております。

そう思った人間は私だけではなく、日本国内の教育機関の人間でもお買い得だと考え、学校の授業で使用するタブレットとして導入している事例が結構あるそうです。

そしてつい先日、読売新聞のニュースで報じられていた記事には、このメーカー製のタブレットを高校生に配布して授業で使用しているとある県において、バッテリーの膨張や電源供給の不具合が急増していると書かれておりました。

なんでも、先月までは県全体で1週間に最大300台ほど配布したタブレットが故障していたものの、今月に入った途端に同様の故障が1週間で1200台以上にまで増大したとのこと。

ある意味、流行病のパンデミックのような急増ぶりで、県全体とはいえ、週に300台のタブレットが故障するのもどうかと思いますが、日に日に故障するタブレットが週1000台以上に増えている現状は異常事態であり、何か良からぬタイマーが発動しているかのようにも思えてしまいます。

この構図はアリエクスプレスで私が安物のタブレットを購入した時と同じのようで、壊れた直後に『2万くらいの中華タブレットを買うくらいなら、iPadの中古でも買った方が断然良かった』との私の思いは、きっと中華タブレットの導入を決定した教育機関の担当者も今は同じことを考えているような気がします。

アリエクスプレスでなにを購入するのかは人それぞれですし、中華タブレットでも中には問題の無いものだって間違いなく存在するのですが、私がもうだいぶ前に食らった事と、現在において高校生が使用するタブレットで食らっている事は同様ですので、やっぱりリスクは今でもそれなりにあるのだろう、というお話でした。