ドコモ3G・FOMAをUQモバイルに乗り換えてiPhone14Proの中古を200円で買った話

世の中のほとんどの方々には全く関係のない話で恐縮なのですが、来年2026年3月31日にドコモの3G回線が終了を迎え、FOMAの契約者はその日までに変更をしろと、ドコモから再三にわたって通達されております。

3G回線は、20年以上前に誕生した今ではすっかり古ぼけた回線であり、主にガラケーでわずかに使用されているものでして、5G回線がそろそろ主流になろうとしている世の中において、未だに3G回線契約をしているユーザーは少数派だと思いますが、その少数派の中に私は存在しております。

ドコモ3G回線のFOMAでの私の契約は、月々980円の基本使用料を支払えば、1000円分の通話料が付与されるので、どこかへ電話をかける際の無料電話回線として未だに1回線だけ所有しており、データ通信はおろか、Eメールだってできない音声通話のみの契約ですが、もうそろそろ廃止になってしまうのでどうにかしなければならなくなりました。

回線が廃止になる際には新しい機種を無料で提供してくれるのが一般的です。

確かにドコモも端末を無料で提供してくれるのですが、貰える機種がガラホとらくらくホン、それと安めのアンドロイド端末でして、この3択から選んでドコモの契約を継続するのならば、回線自体を捨ててしまった方が良い気がしてしまいます。

ですので、他社回線へMNPすることにして色々検討した結果、最も条件が良さそうだったUQモバイルのオンラインショップでした。

かつてのMNPといえば、端末が無料で貰えてさらに現金までもいただける、なんてことが当たり前だった時代もありましたが、お上がこのような行為を徹底的に弾圧したため、多くても端末価格から4万円の値引きくらいしかなくなりました。

しかし、回線が廃止される場合にはその条項は除外され、現在であっても値引きの条件は青天井となるのですが、端末価格が高騰する昨今では以前のような大幅値引きで端末を入手することができなくなっております。

ただ、UQモバイルに関しては、ドコモの3G契約者には中古端末ならば大幅な値引きで購入することができ、なおかつ、月々の支払いも『3Gからのりかえプラン』という、税抜きなら月々980円の支払いで済んでしまう料金プランが用意されております。

そこでドコモ3G回線使用者である私はUQモバイルへMNPすることにし、今から3年も前に発売され、なおかつ中古のiPhone14Proではありますが、これを200円で購入することができました。

iPhone14Proの中古価格というと、現在でも8万円以上は確実にするので、200円で買えるのは魅力ですし、月々の支払方法をauじぶん銀行にするだけで、通信料も税抜き980円に値下げしてくれるのですから、ドコモのFOMA契約者がUQモバイルへMNPするのはお得だと思います。

ただし、この月々税抜き980円はデータ通信が1GBしかなく、音声通話はすべて実費となりますので、メイン回線となるとなかなか難しいように思えますが、もしもFOMAユーザーならば一考してもよい条件だと思われます。

この契約の際、FOMA契約者であることの証拠として、電話番号が記載された請求書を送付する必要がございますが、それさえアップロードできれば、iPhone14Proが200円で貰え、なおかつ、月々の通信料が税抜き980円でUQモバイルに契約できる、というお話でした。