アリエクスプレスで販売される商品数が最も多い商品カテゴリーは衣料品だと思われ、衣料品の中でも際立って多くの商品が販売されているのがTシャツで、アリエクスプレスには様々なデザインのTシャツを見ることができます。
そんな販売されているTシャツの商品名には、『ユニーク』と『ユーモア』というフレーズをよく見掛けます。
この二つの言葉を辞書で調べてみますと、『ユニークとは、他に類を見ない、独特なさま』であり、『ユーモアとは、人の心を和ませるようなおかしみ。上品で、笑いを誘うしゃれ』となっていて、どちらもどちらかと言えば微笑ましさを感じる言葉のように思えます。
しかし、アリエクスプレスでユニークやユーモアという言葉が使われているTシャツは、微笑ましさよりも不謹慎さの方が際立つものが多かったりします。
例えば、上の画像のTシャツは、商品名の『男性用のユーモラスなプリントコットンTシャツ』の通り、ギリギリのラインでユーモラスを保っているようにも思えますが、
商品名に『楽しい,パロディー』との記載のあるTシャツの図柄はなかなか刺激的なパロディーに思え、特に9月に販売するのは止めておいた方が良さそうに思えます。
また、Tシャツといえば、文字や単語、言葉がプリントされているものが非常に多いのですが、アリエクスプレスには上の画像のような直線的な言葉がプリントされているものがあります。
日本人はTシャツになにが書かれているのかを理解せずに着用していることが多いそうですが、ここまで直線的だと警察屋さんに間違いなく呼び止められ、『これはスラングだ』や『アーティストの名前だ』との言い訳をしたとしても、職質レベルではなく、軽い拘束を受ける事態に繋がってしまうような気もします。
それと、なにが書いてあるのかは分からないが、おそらく良からぬことが書かれているであろうと予測がつくTシャツとして、上の画像のタイプがいくつも売られております。
あのお国のプロパガンダであろうことが書かれていながら、商品名は『モダンでユーモラスな夏のTシャツ』なっていて、アリエクスプレスの中でのユニークさやユーモアさは若干異なっていることが分かります。
そもそも、アリエクスプレスでユニークでユーモアなTシャツとして販売されているのは、卑猥で猥褻的なものや、犯罪行為そのものがプリントされているものが大半を占めており、画像でお示しするのもはばかれるものばかりだったりします。
こういったことがきっかけで、文化の違いをまざまざと見せつけられるところにもアリエクスプレスの面白さがあったりしますが、アリエクスプレスの中でのユニークさは日本だと不適切が適当かも、というお話でした。