アリエクスプレスには一風変わった著名人のTシャツがなかなかの人気な話

アリエクスプレスの中で最も商品点数が多いカテゴリーは衣料品だと思われ、その中でもTシャツの販売点数はとんでもなく、色々な種類が存在しております。

おそらくは、Tシャツの製造やプリントが簡単に行える土壌があるからこそ、色々なTシャツが中国には存在し、それを販売しているのだと思われ、日本ではなかなか見られないデザインのTシャツも普通にあります。

Tシャツのデザインで有名人や著名人の顔がプリントされたものは多数存在しますが、アリエクスプレスには独特なものがあって、まずはキューバのカストロ議長のTシャツです。

キューバの革命家としてはチェ・ゲバラのTシャツは日本国内でも見掛けることがありますが、キューバ革命の立役者であるカストロ議長のTシャツはお目にかかったことはありません。

それでも、革命や反体制といったイデオロギーを連想させるからなのか、カストロ議長Tシャツはそこそこ人気だったりします。

お次は、イラクのサダムフセイン大統領のTシャツです。

独裁政権でとんでもない大悪人といったイメージがあり、確かにその一面はあったものの、彼がいなくなったイラクはもっと混乱しているようで、昔の方が良かったと思う国民も結構いると聞きます。

そういったところも相まってなのか、アリエクスプレスではこちらもそこそこ人気だったりします。

最後は、ギャングの大物で麻薬王と言われたパブロ・エスコバルのTシャツです。

ギャングで麻薬王なのですから、とんでもない大犯罪人であることは間違いないものの、慈善家としても知られ、カルト的な人気が一部にはあると言いますが、その話の通り、アリエクスプレスには彼のTシャツやらスマホケースやらと色々なグッズが作られ、どれも結構売れているようです。

日本で革命を成功させた有名な人物というと、大化の改新の中大兄皇子や承久の乱の北条泰時くらいしか思い出せませんが、中大兄皇子Tシャツを作ったとしても売れそうにありません。

日本の独裁者というと、これは歴史的に見て色々といらっしゃいますが、フセインクラスの世界的知名度となるとなかなか難しく、となるとTシャツを作っても売れそうにありません。

また、日本を震撼させた大犯罪人というと、これは相当に色々と思い浮かびますが、世界的な犯罪者となると70年代の連合赤軍くらしか思い浮かばないものの、令和の世界で連合赤軍という風潮はなくてTシャツが作られることは無さそうですが、アリエクスプレスではあまりふさわしくなさそうな人物のTシャツが結構売れている、というお話でした。