アリエクスプレスで住宅用階段のお値段は恐ろしいほど安過ぎるが誰も買っていない話

人間という生き物は、生活していく中で色々な商品の価格がいくらくらいであるのかを無意識の内に設定していると思われ、その設定値を下回れば安いと感じ、上回れば高く感じるのだと思われます。

だからこそ、今年の初めにキャベツの流通量が極端に低下したことで、『キャベツの小売価格が1000円を超えた』なんてニュースが盛んに報じられたわけですが、これは、誰もが持ち合わせているキャベツの価格の設定値が大きくうわっぱなれたからこそ、大々的に報じられたのだと思われます。

日本人がアリエクスプレスで購入する理由はというと、商品の価格が日本人が設定しているお値段よりも下回っているからこそ、中国くんだりからと届く商品をわざわざ買うわけですが、商品によっては設定値がよく分からないものがあります。

そういったよく分からない商品の相場をネット調べてみると、どうやらアリエクスプレスでの販売価格は恐ろしいほどの安さで販売されているようなのですが、安過ぎるからなのか、はたまた、詐欺だからの安さなのか、誰も購入していなかったりするのが今回のお話です。

再三、アリエクスプレスで破格な安さの商品には気をつけた方が良いとお伝えしており、例えば、新品の高性能スマホが送料無料2千円で売られていたりすれば、それは安過ぎるために詐欺以外の何物でもないことが分かるのは、スマホは本来2千円で買える商品ではないことを誰もが理解しているからです。

では、上の画像のらせん階段のお値段は何となくでも良いので想像していただくと、いくらくらいだと思われますでしょうか?

アリエクスプレスでは、このらせん階段が4万円+送料1300円というお値段で販売されており、中古とはいえ、かなり破格なお値段だと思うのですが、では、らせん階段の相場というか、適正なお値段はというと、建築関係に携わる人々以外にはほとんど知らないと思われます。

そこで、GoogleのAIにらせん階段の相場を聞いてみると、金属製ならばどうやら50万円以下ならば適正な価格だと言いますので、日本の相場よりもアリエクスプレスのらせん階段は十分の一以下で購入できることになります。

ということは、このらせん階段は破格なお値段ということになり、詐欺的な販売である可能性が非常に高くなるのですが、この商品を販売しているお店は、過去に詐欺的な商品を販売している形跡が色々な商品のフィードバックを隈なく探しても見つけられず、詐欺を働くお店によく見られる設立して間もないお店でもなく、表面上はごくごく普通に商売をしているように見えます。

となると、このらせん階段は4万円強を支払って購入しても良さそうな気がしてくるのですが、ちゃんと組み立てが行えるのか、組み立てたとしても階段として機能がちゃんとあるのか、はたまた、強度は保たれるのかと考えると、階段の上り下りだけで命を懸けるような気もしますからやめた方がよさそうに思えます。

アリエクスプレスには階段という商品カテゴリーが存在しており、階段なんてものまで販売されており、しかも種類が豊富でなおかつ破格にお安いモノばかりで、それでいて、詐欺的なものが少ないような気がするのですが、その安さは安全を捨てている感覚が誰にもあるからなのか、あまり売れていない、というお話でした。