アリエクスプレスには子供向けの人体型パズルが売られている話

解剖生理学という学問は、人体の構造とそれぞれの器官の役割を学ぶ立派な学問であり、この学問が発達したからこそ、呪術や占いがメインでどちらかというと運任せだった中世の頃の医療は飛躍的に進化していった側面がございます。

しかし、人体の構造が一目で分かる人体標本はなにか不気味に見えるものでもあり、一般的なアイテムだとは言い難いのですが、アリエクスプレスには標本模型が割と多く売られている上に、情操教育の一環なのか、お子様向けの人体標本のパズルという商品が販売されております。

上の画像のように、小学校の理科室の片隅に置かれていたアレと同じようなものが、ミニチュアだとはいえ、アリエクスプレスでは数百円で売られております

さらに、この標本はパーツの一つ一つをバラバラに分解することができるパズルになっておりまして、元に戻すためには人体の構造をしっかり把握していないと組み上げられない仕様となっております。

しかも、この人体標本の概要欄に対象年齢は4歳から6歳までの子供向けとの記載があり、初めて手にする子供はその日の夜にきっと夢に出てくるようなリアルさもあったりします。

この人体標本で遊んでいるうちに医師を目指すお子様が現れるかもしれない一方で、パズルで楽しく遊ぶとのスタンスが変な解剖へと目覚めさせ、とんでもない殺人鬼を生み出してしまうような気もしてしまう、なかなか珍しいアリエクスプレスの子供向けパズルのお話でした。