以前のアリエクスプレスは出所が怪しげな商品が平気で届いていたが今はまともなものが多くなった話

日本へ訪れる外国人観光客が毎年のように史上最高を記録し続けておりますが、なぜ、日本へ海外から観光客が押し寄せるようになったのかといえば、円安が相当に進み、外貨を円に交換する外国人にとって恩恵が非常に大きいからに他なりません、

日本は長きに渡り、1ドル=100円くらいの為替相場でありましたが、今では1ドル=150円以上となりましたので、ドルを使用する人間が日本へやってくると、以前よりも貨幣価値が1.5倍になったことになります。

例えばの話ですが、今持っている1万円で1万5千円分の買い物ができるとなれば、多くの人々はいつも以上に買い物をすると思われ、貨幣価値以上のお得があるからこそ、日本へやってきては『なんでも安い』と観光や買い物をする人間が大勢増えております。

では、日本人にとってのアリエクスプレスの立ち位置はというと、貨幣価値以上のお得感があるからこそわざわざ中国のECサイトで購入し、『なんでも安い』から買ってしまうのだと思われます。

アリエクスプレスがなぜ安いのかといえば、製造コストの違いからお安い商品が揃っているものの、中には、出所がはっきりしないからこそ、かなりの安価で販売されている、なんてことも理由の一つだったりします。

最近ではほとんど見かけなくなりましたが、以前のアリエクスプレスで安物を購入すると、火事場から拾ってきたかのような煤だらけの商品や、水害の影響なのか泥をかぶったまままの商品に加え、明らかに誰かが既に使った形跡が認められる商品が割と平気で届いてました。

特に、当時の私は最安値で販売されている商品を必ず購入していたのですが、この手法は、やたらといわくが付いたモノが高確率で届き、嫌な思いをすることが多く、アリエクスプレスの底知れぬ怖さを知ることにもなりました。

しかし、今では最安値の商品を購入しなくなったのが大いに関係すると思われますが、現在では煤だらけの商品や泥まみれの商品が届くことが一切なくなりました。

通販としてはごくごく当たり前の話なのですが、まともなパッケージに入ったちゃんとした新品が届くようになったのはここ数年のような感覚が私にはあって、アリエクスプレスはどんどんまともになっている印象もある、というお話でした。