
アリエクスプレスで最も多く使用される配送方法といえばエスポ便だと思われます。
エスポ便の大きな特徴は何といっても届くまでのスピードであり、中国から日本のユーザー宅まで最短で3日間で届いてしまうこともあって、それが無料で利用できるのですから、ユーザーにとってはとてもありがたい配送方法です。
しかし、最近になって素早く届くエスポ便とは言えない事態に陥っているような気がしております。

その理由は、おそらく日本に対して中国がやいのやいの言ってきているあの問題であることに間違いなく、中国政府は日本への渡航を自粛するよう国民に要請し、そのあおりから日本へ飛び立つ航空便の相当数が減便となっております。
一見すると、この話とアリエクスプレスの日本人ユーザーへ届く荷物の関係性はなさそうに見えますが、実際はというと、日本へ向かう旅客機の荷室にアリエクスプレスから発送された荷物が積載されるのです。
日本へ向かう航空便が少なくなれば、当然、アリエクスプレスから発送された日本行の荷物も積載しにくくなり、今までならば1日、いや半日程度で航空便に積載されていたものが、今では3日たっても4日たっても荷物が動かなくなってしまいました。

追跡情報で言いますと、『お客様のお荷物が空港に到着しました。転送待ちです。』のまま足止めされるようになりまして、結果、なかなか日本へ荷物が来ない状況になってしまっております。
とはいえ、かつてのアリエクスプレスのように発送されたら間違いなく1カ月かかる、なんてことにはなっておらず、長くても2週間程度で届くと思われ、ましてや、遅延クーポンももらえたりしますので、大きな痛手には今のところなっておりません。
ただし、この先もこのような事態が続くとなると、かつてのようなことにもなりかねず、なかなか厄介なことになるかもしれない、アリエクスプレスから発送された荷物のお話でした。
