
今年はWindows10のサポートが切れることから、パソコン市場がかなりの活況を呈しておりましたが、Windows11への移行後はそれも落ち着き、PCの需要は尻つぼみになると思っておりました。
しかし、10月くらいからPC用のメモリが、AIで使用する需要から世界的にとんでもなく高騰し始めると、PCに係るほぼほぼ全てのパーツがどんどん値上がりして、結果、パソコンの価格もどんどん値上がりしております。

一部のメーカーも『PCの購入は2025年内にした方が良い』との声明を発表し、2026年になると大きな値上がりが確実に起こるとも言われております。
私自身、今使用しているPCで満足しておりますが、もう3年ほど使用していて、仮に来年早々にでも故障して、今までの感覚とは大きく異なるお値段のPCを買わされることになると、あの時に買っておけばと後悔するのは間違いないため、買い替えのチャンスだと思い込んでこのビッグウェーブに乗ってみることにしました。

とは言っても、私のPCの用途はゲームや動画編集なんぞは一切行わず、ごくごく一般的な使用方法なので大した能力は必要なく、だからこそ、PCの高騰には巻き込まれないかも?と呑気な考えも浮かんでくるのですが、実際にECサイトを眺めていると、値上がりは勿論の事、完売や入荷待ちといった表記をえらく見かけました。
こういった状況で思い出されるのが、コロナ禍での使い捨てマスクやトイレットペーパーでして、あれ、おかしいなと思っていたら、その数週間後には世の中からすべて消えている、なんてことがございました。
マスクやトイレットペーパーは生活必需品であり、PCをその需要と同列に考えても仕方のないことなのですが、コロナ禍で学び、経験したのは、『あるうちに迷わず先に買っておいた方が絶対に良い』です。

すぐに購入する前提で色々と探していると、HPの公式オンラインショップにてセールが行われており、税込79800円で15.6インチのノートパソコンが売られており、どこのECサイトを見てもこのお値段はなかったのですかさず購入しました。

スペックは、Windows 11 Home、AMD Ryzen™ 5 7530U搭載16GBメモリ、512GB SSDといった塩梅で、普段使いならばまあ困ることはないだろうと思えるものでして、特別クーポンで1万数千円が値引きされての税込79800円は、個人的にはかなりお得だったと思います。
メモリの価格が下手をすると3カ月前の10倍のお値段になっている現在の暴騰ですので、パソコンに限らず、スマホ、タブレット、家庭用ゲーム機あたりにもその影響がもろに出てきそうな気がするのですが、HPのオンラインではまだお安めのPCが販売されていて、キャンペーン価格でまだ普通に買えた、というお話でした。
