
コロナ禍の頃から、金(ゴールド)の価格が上昇しているとのニュースを時々見かけるようになりましたが、現在の金価格はコロナ禍の時の倍にまで上昇しております。
実際、金の価格が上昇し始めたのはリーマンショック前あたりからなのですが、最近の値上がりは急角度過ぎて、現在のたった1gあたりの金の小売価格は17000円近くになっております。
そんな高騰を見せる金はアリエクスプレスにも多少の波及を見せておりました。

アリエクスプレスはちょっぴり怪しげなECサイトとも言えますので、イミテーション、レプリカ、パクリなど、言葉の響きで印象がかなり違うものの、そういった類の商品が売られており、それはゴールドも例外ではありません。
上の画像のような、なにをどうやって使用するのかがよく分からない、金のインゴットがレプリカとして販売されておりますし、金貨の類のレプリカも種類が豊富に販売されております。
こういった商品の価格はレプリカという名の模造品ですので、お値段も当然模造品価格だったのですが、現在はというと、金価格の急騰と連動するように模造品なのに結構なお値段で販売されております。

例えば、1kgのインゴットのレプリカというとその価格は1万円を軽く超えており、色々な模造品があるアリエクスプレスといえども、万単位のお金が必要な模造品はなかなかございません。
このレプリカには24金メッキが施されており、この24金メッキは以前ならばほとんど無価値だったのですが、金価格の高騰はこういったものにも波及していて、結果、あり得ないようなお値段で販売されているのかもしれません。
なにか怪しげで、犯罪の臭いすら感じるアリエクスプレスの金のインゴットレプリカですが、金価格の大幅な値上がりがこんなものにまで影響していた、というお話でした。