Choice商品なのに全然届かない時は台湾経由の郵便配達でかなりの日数を要すことがある話

アリエクスプレスのChoiceと表記された商品は、基本的に注文から1週間以内に届くのが大きな特徴ですが、購入する商品によっては、かつてのように2週間から3週間以上も時間を要し、日本の郵便局の配達にて届くものがございます。

Choice商品は、通常、AliExpress Selection Standardという配送方法で発送され、日本国内へ荷物が到着した時点からは『エスポ便』という配送方法に切り替わり、日本到着から概ね2日後にユーザー宅へ置き配にて配達が完了します(※お住まいの地域によってはエスポ便ではなく、日数がもう少し掛かる場合もあります)。

しかし、発送された時点の配送方法が『CAINIAO_FULFILLMENT_STD_SG』だった場合、通常とは異なるルートを経て、日本のユーザーの元へ届けられることになります。

CAINIAO_FULFILLMENT_STD_SGの追跡番号は『LP+14桁の数字』なのですが、この追跡番号はあくまでも仮の番号に過ぎず、実際の追跡番号は後から発行されます。

ただし、実際の追跡番号というのが曲者でして、スマホアプリを見ているだけでは絶対に出現せず、自らが調べる必要があるのですが、まあ、調べると言ってもそう難しい作業ではありません。

商品が発送された際に通知された『LP+14桁の数字』をコピペし、アリエクスプレスが運営するCAINIAOというこちらの追跡情報検索サイトにて検索を行うと、上の画像のように Latest Tracking Numberという表示の後に追跡番号が表示されるのですが、これが本当の追跡番号となります。

この本当の追跡番号は色々なパターンが存在すると思われますが、割とよく見かける『LX123456789TW』という追跡番号が表示された場合、これは台湾を経由してくるePacketという配送方法となります。

この追跡番号の見方としては、まずは先頭と末尾のアルファベットに注目し、先頭にLの文字がある場合には郵便局のePacketであることが分かり、末尾は国コードなのでTWは台湾を表すので、中国から発送された荷物は台湾ポストにて台湾を経由して日本へ届けられることが追跡番号から分かります。

お次はスマホアプリ上での追跡情報の見方ですが、CAINIAO_FULFILLMENT_STD_SGで発送された場合、『発送国/地域を出国しました。』という追跡情報から1週間ほど全く動かなくなってしまい、なにか不安な気持ちにさせられますが、これは中国から台湾へ荷物が向かっている期間に該当し、約1週間後に台湾に到着した時点で『経由国/地域に到着しました』と表示されます。

それから2日間くらいすると『お客様のお荷物は地元の空港に到着しました』、その翌日あたりに『お客様の荷物は地元の配送会社に受け取られました。』と表示されるのですが、ここでポイントがございます。

追跡情報にて『お客様の荷物は地元の配送会社に受け取られました。』と表示されてから2日から3日が経過すると、日本郵便の検索サイトにてその荷物の日本国内での行方が分かるようになります。

ただし、日本郵便での検索は、先程申し上げました本当の追跡番号である『LX123456789TW』という形のものでないと検索できません。

日本郵便の検索サイトで検索ができるようになれば、荷物はもうそろそろ届くはずなのですが、現在の郵便配達は異常なほどに時間が掛かることがあるため、検索できるようになった後から1週間以上の日数が掛かる可能性もあります。

Choice商品は基本的に素早く届くのは間違いないのですが、ごくたまにCAINIAO_FULFILLMENT_STD_SGで発送されてしまうと、台湾経由で日本の郵便局が配達してくれるパターンとなり、結構な時間が掛かることがある、というお話でした。

それでも届かない場合には、こちらのアリエクスプレス・カスタマーサービスで問題が解決できるかもしれません。