アリエクスプレスを眺めていると、日本ではあまり見かけない表現の商品ページをよく見かけます。
例えば、スマートウォッチの商品ページには『男と女の』という枕詞が必ず付いておりますが、これは男女兼用を意味するのだと思われるものの、女性が付けるのには無茶があるようなバカデカいスマートウォッチにも『男と女の』と書かれているので、周りが付けているからうちもそうするアルと同調しているだけなのかもしれません。
その他には、商品ページに『子供用』あるいは『老人用』と表記されたものがありまして、これは主にスマートフォンやタブレットでよく見られます。
明らかにお子様向けである形状のタブレットに対しての『子供用』という表現は分かりますが、外見的には普通のタブレットなのにあえて『子供用』、あるいは『老人用』と表記されていることがあります。
また、『子供用』『老人用』と表記されたタブレットやスマホのお値段はかなりお安くなっているのも特徴の一つです。
例えば、Bmaxというアリエクスプレスの中では中堅クラスのメーカー製で送料無料8千円くらいのタブレットが販売されております。
商品ページに書かれているスペックを見ても酷い印象は全然なく、むしろ、このメーカー製でこのスペックならば8千円はかなりお安く、相当にお買い得の印象が私にはありますが、商品名の『Bmax子供用タブレットi9プラスアンドロイド14』にある子供用タブレットという表現は要注意です。
アリエクスプレスにおいての『子供用』あるいは『老人用』は概ねスペックというか、能力的に難があることを示しているような気が個人的にはございます。
実際にこのタブレットを触っていないので断定的なことは言えず、能力の評価は用途によってガラッと変わるものなのですが、中堅メーカー製とはいえ、8千円のこのタブレットは8千円なりにしかならないような気がして、その旨が『子供用タブレット』に集約されていると思われます。
アリエクスプレスで安い上に能力が抜群のスマホやタブレットはほぼほぼ存在しませんが、その部分を表現する言葉に『子供用』や『老人用』がある、というお話でした。