
日本という国は、どこの地域に暮らしていても地震などの災害が起こる可能性があるものの、その災害を前もって予見することが今のところできないのですから、災害が発生してしまった際の準備をしておくのが重要だと、ゆうちゃみさんがフジテレビで毎日のように訴えております。
3日分の食料と水、スイーツはマストで、それに停電した時にLEDライトやモバイルバッテリーがあると良いとのことですが、あった方が絶対に良いとされるのが着火するアイテムだそうです。
火を点けることができれば、暖を取ることも、食材を温めることも可能になるだけでなく、火があることでそこに人間がいることを他人に知らせられることもできて、大災害のさなかでも生存確率を飛躍的にアップするとのことなので、非常持ち出し袋に入れておいた方が絶対に良いそうです。

喫煙率が高かった以前ならば、ライターを持っている人間はどこにでもいて、仮にそういった事態になったとしても火を点けることは割と容易なんだと思いますが、今現在で私の周りを見回しても、喫煙をする人間は私を含め誰もいなくなり、結果、ライターを常時持ち歩くどころか、家にもライターが1つもないという人間しかおりません。
となると、やっぱり着火できるアイテムを用意して非常持ち出し袋に入れておいた方が良さそうなので、私はアリエクスプレスで色々と購入してみましたが、結論としては、100円ショップで使い捨てライターを定期的に購入するのが最も良いことを知った、というのが今回のお話です。

非常持ち出し袋は、災害が起こらない限り使用するものではありませんから、数年に一度の割合で中に入っている缶詰やら水を交換する必要があり、着火するアイテムとして最も手軽だと入れていた使い捨てライターは、指一本触れていないのにガスが蒸発して使えなくなっているため、その都度買い直して交換しておりました。
しかし、食料品は食べてしまうので良いのですが、一度たりとも使用していない使い捨てライターを、100円とはいえ再び購入してまた持ちだし袋に入れる作業をしていると、なにか無駄な気がしてしまうので、アリエクスプレスで未来永劫使えそうなライターに変わるものを探してみると、打ってつけと思えた火起こし器を見つけました。

人間が火を点ける方法の元祖と言えるのが火起こしであり、これさえあれば、非常持ち出し袋が朽ち果てる何十年後になっても、火を点けることだけは行えそうだと思って購入してみました。
ただし、いざという時この火起こしが使えないのはツラい話になりますし、アリエクスプレスで買った商品なので、なにか重大な欠陥があるかもしれないといけませんので試しに使ってみたところ、これがとんでもなくツラいのです。

ポリネシアの人々が両手で棒を拝むが如くのきりもみ式であっという間に火を起こした映像を見たことがありますが、このイメージからすると、私の買った火起こし器は紐を使って棒を高速回転させることができるので、素早く火を起こせるだろうと考えておりましたが、やってみると煙は出るものの、火種が全くできないのです。
ましてや、普段使わない筋肉を長時間にわたって使い続けないと点火しないのですから、腕の筋肉はパンパンになり、手のひらは豆だらけ、それでいて満足な火種が全然できません。
私のやり方がいけないのだと思いますが、もしもこれが災害時で、すぐに火種が欲しい時だったら、この作業をしただけで心がボッキリ折れてしまい、救助される前に世をはかなんだであろうことは想像に容易く、なので、自分の未来のためにもこの火起こし器はすぐに捨てました。

次に購入したのが、セットした燃えやすい枯草等に太陽光を一点に集めて着火させるというソーラーライターというもので、これは良く晴れた日に試してみるとあっという間に火が点き、使える商品を購入できたと思いました。
しかし、よく考えなくても、被災した日が晴れている日、あるいは晴れている時間であるのかは全く分かず、雨、夜ならばなにをどうやっても火を起こすことができないので、これも非常用だとは言えません。

また、ジッポライターにライター石とジッポオイルを一緒に入れておけばいつ何時でも着火することができると考えましたが、ここまで色々と用意するくらいなら、数年に一度、使い捨てライターを交換するのが結果的に効率がよく、実用的であり、最も安く済ます事できることであることを知りました。
備えあれば憂いなしと言いますが、備える商品のちょっとした部分を気にすると深みにハマり、結局は誰でも考える商品が最も優れていた、というお話でした。