日本人がアリエクスプレスで購入する際、クレジットカードにて日本円で支払う方が多いと思われ、それはアリエクスプレスの商品価格が日本円で表示されていることが大いに関係することが考えられます。
例えば、上の画像の650円で販売されているLEDライトが仮に4.28米ドルと表記されていると、日本人には安いのか高いのかの判断が付きにくかったりしますから、生活の中で使用している通貨単位で価格が表記されている方が分かりやすいのは間違いありません。
また、クレジットカードで精算する際に『4.28米ドル支払う』と『650円支払う』とでは、日本円表記ならば650円のみを支払えば精算完了となるので、やはり日本円が表記されている方が安心です。
ただし、アリエクスプレスの実際の商品価格は米ドルに設定されており、日本人ユーザーにはその米ドルの価格から日本円へアリエクスプレスが日々変動する為替レートを参考にして日本円を算出しております。
例えば、1ドルの商品は昨日も今日も明日も明後日も価格は1ドルのままですが、日本円に変更する場合にはその日の為替レートと手数料が含まれた数字を掛け算して算出するので、1ドル=100円の時の日本円価格は100円ですし、1ドル=160円の時の日本円価格は160円といった塩梅で日々変動します。
そんなことを踏まえまして、アリエクスプレスの商品の日本円価格がたった3週間で7%以上も安くなっている、というのが今回のお話です。
円安の影響で色々なものが値上がりしているとのニュースを割と頻繁に見掛けますが、円安になると値上がりするのはアリエクスプレスも一緒です。
先程の例えでお示しした数字『1ドル=100円の時の日本円価格は100円』と『1ドル=160円の時の日本円価格は160円』をご覧いただくと、1ドル=100円と160円では160円の方が多くの日本円を必要とするので、100円の時よりも値上がりしていることが分かります。
1ドルを得るためにより多くの日本円を必要とするのが円安、少なければ円高の表現をしますが、現在においての為替レートは、短期的に見ると急速な円高となっております。
ほんの3週間前の7月の中旬に1ドル=161円の後半まで円安が進み、アリエクスプレスもそのレートが適用され、手数料も含まれたアリエクスプレスの為替レートは1ドルあたり163.565円くらいでした。
それから3週間が経過した8月1日は1ドル=148円台まで円高が進みましたので、アリエクスプレスのレートは1ドルあたり151.780円となり、3週前の163.565円と比較すると、日本円で支払うのならば7%以上もお安く購入できるようになりました。
あくまでも先月との比較ですので、アリエクスプレスの全商品が7%以上も安く買えるとの表現はやや不適切なような気がするものの、たった3週間で日本円での支払いが当時よりも7%以上少なくて済むのは間違いないので、円高のおかげでアリエクスプレスは先月よりも安く買える、というお話でした。