
ここ最近の日本で最も報じられているのが、熊が出没して危害を加えてくるとのニュースでして、死者やけが人が毎日のように出ている現状では大ニュースであることに間違いはありません。
熊としても、生きるべく食料をゲットするために人里に降りてくるわけで、この熊の生態を人間がコントロールすることは難しいため、ある意味、台風や地震と同じ災害に近いような気もします。

人間の力ではどうすることもできない災害には備えが重要であり、熊が出没する地域では熊よけグッズが爆売れしているそうで、日本国内のECサイトにおいても、品薄になったり高騰するケースがあるようです。
そんな今の日本をアリエクスプレスのAIは察知しているからなのか、日本人というか、少なくとも私には熊よけグッズをやたらとお勧めしてきており、その中にはかなり独特な商品も含まれております。

以前お伝えしましたが、私の住む地域に熊が生息しているのは間違いないため、吹くと150デシベルの大音量を奏でる熊よけのホイッスルを購入したことがあります。
ですので、熊よけホイッスルに近い商品をやたらとお勧めしてくるのは、なんとなくわかります。

しかし、最近になっておもちゃのヘビをやたらとお勧めしてくるようになり、それらは意外とリアルな作りでなかなかの気持ち悪さなのですが、なぜ、ヘビのおもちゃを私に対して推してくるのかがよくわかりませんでした。
その答えがようやくわかったというか、ひらめきました。

私がいま最も面白いと感じているゴールデンカムイというアニメがあるのですが、その中で主人公がヒグマに襲われた際にベルトを投げつける場面があり、熊は投げつけられたベルトをヘビだと認識し、一瞬怯んだ隙に逃げて命拾いをするとの描写がございまして、事実、熊はヘビが大嫌いだそうです。
もしかするとアリエクスプレスのAIは、ヘビのおもちゃは熊よけのアイテムであると認識しており、だからこそ、気持ちの悪いやたらリアルなゴムヘビを日本人の私にお勧めしてくるのかもしれません。
だとすると、アリエクスプレスのAIは非常に優秀な作りなうえに、想像を超えるほど進化をしているのかも、というお話でした。
