
冒頭から自分語りで大変恐縮ですが、私が今年から視聴するようになって最も面白いと感じているアニメがございまして、それが『ゴールデンカムイ』です。
このアニメの内容は、日露戦争後の北海道と樺太を舞台にした、アイヌが隠匿した金塊を争奪しようとする人間模様が核となっており、金塊を得ようとする3つの勢力が時には味方になり、敵になりとスピーディに展開する、バトル、冒険といった要素がふんだんに取り込まれている作品です。

アニメは2018年からスタートし、2023年にシーズン4までが放映されていたのですが、最終章となるシーズン5がようやく2026年1月5日より放映されることになりました。
もともとこの作品はヤングジャンプで連載されており、漫画の中でもうとっくに完結しているそうですが、私は今年になってこのアニメを視聴し始めて前半の2話目くらいから思いっきり引き込まれ、その後、短期間で第4シーズンの最終話となる49話まで見続けるほど、どっぷりとハマってしまいました。

なにがハマる要素なのかというと、物語の展開の速さが取り上げられ、正味1話20分くらいがあっという間に終わってしまうほど引き込まれてしまいます。
特に、歴史上の出来事や人物が物語とうまくリンクしており、サバイバルな要素、戦闘の要素がかなりリアルで、全く存じ上げないアイヌの文化に触れられるのも興味深い点です。
それともう一つ、ある意味、このアニメは勧善懲悪ものであることも見逃せなく、時代劇の水戸黄門、暴れん坊将軍などと同様、何があっても、どんなにひどい仕打ちを受けても主人公が死なない、という点も安心して見ていられるような気もします。

こんな書き方ではゴールデンカムイの魅力をうまくお伝えできていないのは存じ上げておりますが、もしもゴールデンカムイを見てみようと興味を持たれた方がいらっしゃるのならば、アマゾンプライムなどでシーズン1から4まで視聴することができます。
お正月休みでまとまった時間があったり、暇で暇でしょうがない時があった際にでもご覧いただき、1月5日からスタートする最終章に備えてみてはいかがでしょうか。
また、ゴールデンカムイは実写版もありまして、アニメを視聴してから実写版を見ると、登場人物や撮影された風景があまりにもリアルすぎるところが非常に興味深く、実写版の方がむしろ面白く感じてしまうことも個人的にはありましたので、アニメの後は実写版もかなりお勧めです。
