
先日、アリエクスプレスのお店向けのニュースサイトを眺めていると、『今、一番熱い商品カテゴリーはペット用品である』と報じている記事を見掛け、特にヨーロッパのユーザーから絶大な支持を受けているとのこと。
私はペットを飼っていないため、アリエクスプレスでどんなペット用品が売られているのかは存じ上げないのですが、絶大な支持を受けていると豪語するのであれば、買わないにしても多少の興味が沸いてきます。
そこで、アリエクスプレスのペット用品のカテゴリーを眺めてみたところ、あまりにも独特な世界がそこには広がっておりました。

先程も申し上げましたが、私はペットを飼っていないため、日本国内においてのペット用品事情に全く持って疎く、とやかく言えるほどの知識は一切ございません。
しかし、アリエクスプレスのペット用品は、そんな人間であっても何かがおかしい、あるいは間違っているのではないか?と思える奇妙な商品がいくつも並んでおりました。

現在の日本において、最も飼育されているのは猫だそうで、猫に関する商品の需要はとてつもなく大きいそうですが、アリエクスプレスにも猫を飼育していく上で必要な商品が沢山販売されております。
ただし、素人から見てもこれはなにか間違っているのではと思えたのが、上の画像の商品です。

爪を切る時、目薬を差す時などに猫が暴れないようにするためのアイテムだそうですが、これは刑務所で命令に従わずに暴れる囚人に対して使用する拘束具となんら変りがなく、なにか非人道的というか、非猫道的に見えてしまうのは、私のような猫を飼っていない人間の勝手な戯言なのでしょうか?
また、商品ページの説明文には『この商品は、噛みつき、引っ掻き、逃走を防ぎ、猫に一切ストレスが掛からず、楽しい時間です』とあり、猫にはむしろ楽しいアトラクションのような言い方をしておりますが、この説明文の書き方はあちらの国独特の表現にしか見えず、アムネスティに度々指摘される国民への対応となにか似通っている気がしないでもありません。

お次は、猫をお風呂に入れたり、病院で診察を受けたりする際に嚙みつくことを防止するためのアイテムです。
私のような猫の素人からすると、噛みつくことを防止するこのアイテムを装着するために、とんでもなく噛みつかれることをまず覚悟して装着しなければならないのでは?と思えますし、これがすんなり装着できるのなら、それは噛みつく猫ではないのでは?とも思えてしまいます。

また、装着した姿を見ると、捕まったスパイがこれから拷問を受ける直前のような印象を持ってしまい、これもどちらかというと非猫道的に思えてしまうのですが、猫の飼育には欠かせない商品だと説明文には書かれているので、きっと私の考えは間違っているのでしょう。

次は犬用の商品でして、こちらの場合には猫用と打って変わり、これが役に立つのか?と疑問を呈したくなるものが多くなっております。
猫の爪を切る場合には拘束することが前提でしたが、犬の場合はただ乗せるだけの椅子状のものが売られており、これを使って爪が切ることができるなら、いすやテーブルに乗せて行っても変わりがないように思えるのは、きっと素人考えなのでしょう。
しかもお値段は6500円くらいとなかなかのお値段なので、全くの素人からすると売れていないのだろうと思いきや、60件近く売れている痕跡が見られる人気の品だったりします。

最後は、犬が散歩から帰ってきたら足を洗うためのアイテムです。
確かに室内飼育ならば、散歩から帰宅した際に犬の足の裏を拭いてあげることに何の不思議もありませんが、この商品の最大の売りは、犬自らが足を洗いやすい設計になっているとのこと。
そりゃ、設計はそうなっているのかもしれませんが、帰宅したらまず手洗いといった塩梅で、犬自身がこれを使って足の裏を洗ってくれるのならば、たちまち天才犬の称号が授与されると思われ、そんな奇跡はそう起こることではないように思います。
今、アリエクスプレスで最も熱い商品カテゴリーだというペット用品ですが、素人から見ると独特の奇妙さしか感じられない、ある意味、かなり熱い商品が多く販売されていた、というお話でした。