アリエクスプレスで日本人が購入できない商品の振り分けが曖昧過ぎる話

アリエクスプレスで販売されている商品の中には、日本からアクセスしているユーザーが絶対に購入できないカテゴリー存在します。

例えば、喫煙具であるライターの類は全般的に購入することができず、これは危険物だから輸送ができないとの理由があるような気がするものの、眼鏡や老眼鏡など、危険とは真逆の性質に思える商品に関しても、日本人ユーザーはなぜか購入することができません。

購入できる、できないは運営するアリエクスプレスのルールなので、ユーザー側はどうすることもできないのですが、このルールには大きな矛盾が存在しております。

日本人ユーザーがアリエクスプレスで購入できない商品には接着剤もありまして、上の画像のように、日本からアクセスするユーザーには、右側に『この製品は、ご登録の配送先住所にはお届けできません。別の製品を選択するか、別のお届け先を指定してください』と表示され、何をどうやっても日本人は接着剤を購入することができません。

まあ、接着剤が欲しいのならば日本国内のホームセンターへ行けば良いだけの話なのですが、アリエクスプレスで販売されている色々な接着剤は、液体であることが引っ掛かるのか、はたまた、揮発性であることが引っ掛かるのか、日本人が購入することができません。

しかし、接着剤というカテゴリー全体がダメであるかというとそうでもなく、ネイル用の接着剤に関してはその全てが購入できるのです。

人体に使用するのだから成分は異なるのでしょうが、揮発性の高い液体で貼り付けるとの用途は全く同じであるのに、購入できる、できないが存在します。

また、上の画像はボールペンでありながら護身用の武器にもなるタクティカルペンという商品なのですが、アリエクスプレスで護身用の製品の多くは日本人ユーザーが購入できないカテゴリーとなっております。

日本では武器をやたらと持ち歩いたりするとしょっ引かれる法律が存在しておりますが、だからといって、ボールペンまでもが処罰の対象になることはなく、だったら、お箸やフォーク、スプーンだってアリエクスプレスでは購入できないような気がするのですが、とにかく、護身用と名のつくものを日本人ユーザーが購入することはできません。

しかし、タクティカルペンに関しては商品ページを一つ一つ見ていくと、なぜか購入できてしまうものが結構出てきて、武器だから購入ができないのが理由ではなさそうに思えます。

現に、日本国内では刃渡り的に問答無用でしょっ引かれるレベルのナイフは、日本人が普通に買えるのですから、なにが理由でダメなのかはイマイチ分かりません。

まあ、アリエクスプレスで購入できない商品カテゴリーがあったところで、日本国内ならばいくらでも購入することができますのでなんの問題もないのでしょうが、アリエクスプレスで日本人が購入できない商品の振り分けが曖昧過ぎてよく分からない、というお話でした。