アリエクスプレスで不覚にも欲しくなって買ってしまった水筒の話

冒頭から自分語りで恐縮ですが、私は80年代から90年代末期にかけての香港映画、特にカンフー映画が大好きでして、今でも暇で暇でしょうがない時には、全編を通して内容を全て把握済みの当時のカンフー映画を飽きもせず視聴してしまったりします。

アニメの好きが高じるとコスプレに走る方々がいらっしゃいますが、カンフー映画にも同じ図式があり、アリエクスプレスは中国のECサイトなのでそういった衣服が色々と売られているため、着る勇気は一切ないものの、思わず買ってしまった商品が押し入れの中にごろごろとしております。

そういったアイテムの中で、日本国内でも勇気を出せば使用できそうなアイテムを発見してしまい、しかも非常に安価なお値段で売られていたのが、アリエクスプレスのひょうたんの形をした水筒です。

カンフー映画の世界でのひょうたんは、ある意味、象徴的なアイテムであり、カンフー映画を知らない人でも『酔拳』のコミカルな動きはなんとなく知っているという方は意外と多いと思います。

その酔拳に欠かせないアイテムがひょうたんであり、飲むだけでなく、武器として使用するのは映画だけでなく、かつての『THE KING OF FIGHTERS』という格闘ゲームの中でも同様でした。

古来の日本でもひょうたんが水筒として使用されている歴史がございますが、やはり酔拳の印象の方が大きく、この水筒が届いたら間違いなく、私は酔拳の動きを絶対にやってしまうと思われます、お酒は一切飲めない下戸の私ではありますが。

実際のところ、このひょうたん型水筒はなにやらごちゃごちゃ文字が書かれているところがやや不服であり、乾かしたひょうたんの色そのままだったらもっとお金を出して買いたいところですが、たったの500円以内ならば文句を言わずに購入しました。

ただし、口にする道具をアリエクスプレスで購入する際の共通点としては、どんなプラスチックが使われているのかが非常に怖いところがあるので、結局は押し入れ行きだと思うのですが、カンフー映画好きには心が動かされる水筒がアリエクスプレスには存在した、というお話でした。