相当な我慢は必要だがアリエクスプレスならばWindowsタブレットが送料無料8千円で買える話

インターネットニュースを眺めていると、連日にわたって同じような内容のニュースが流れており、それはとある県の公立高校の授業で使うタブレットを、生徒の自己負担で用意させる方向で話が進められている、というものです。

上っ面だけを見れば、授業で使うタブレットくらい個々で購入してもいいのでは?と思いきや、学校が指定するタブレットはOSがWindowsに限られ、しかも機種は学校が指定するもので、そのお値段は7万6千円という信じられない金額だったりします。

学校側としては、授業を進めていく上でOSはWindowsでなければ難しく、Windows10は2025年9月にサポートが終了してしまうため、長く使えるWindows11搭載でなければならず、それに伴って高額なのはやむを得ないとのこと。

しかし、新品のiPadだって安いのは6万円くらいで買える現在において、マイクロソフトのSurfaceならばともかく、どこのメーカーだか分からないWindowsタブレットを買うから7万6千円を用意しろと言われたら、それなりの反発が起こるのは仕方ないような気がします。

公的な学校という機関である以上、安全に使用ができることが前提でWindows11にこだわるのなら、10を11へ無理矢理アップグレードする方法がないわけではありません。

また、我慢や忍耐が必要になりますが、アリエクスプレスでWindowsタブレットは送料無料8000円から購入することができますし、もう少し出して2万円くらいのものならば、そこそこ以上のものが入手可能です。

結局のところ、サポートや保証、あとはメーカーの言い値での販売だからこそ、随分と割増な価格のタブレットになってしまうのですが、サポートも保証も一切無視して、自己責任だけが問われる中華タブレットならば、十分の一の格安価格で入手することも一方では可能だったりします。

まあ、どちらも極端な話になってしまうのですが、この話の本質は、Windowsを使いたいのならちゃんとしたノートPCを買った方が良いですし、もっと言えば、高校生ならば誰でも持っているスマートフォンで授業ができれば負担額はゼロですし、どうしてもタブレットを買わせたいのならば、iPadだったらそんなに批判は出てこないように思え、Windowsタブレットが高額だからこそ、ニュースになっている気がする、というお話でした。