アリエクスプレスで商品サイズを偽った画像が使われる事例がやたらと多い話

商品の大きさを画像で示す際、なにか分かりやすいものを一緒に映すことで伝える方法があって、かつてはタバコの箱がかなり一般的でしたが、現在ではスマホを置くことでその商品の大きさの目安にすることがあります。

タバコの箱やスマホは、誰が見てもその大きさが何となくわかるものですので、それらが商品の横に置いてあれば、大まかなサイズを誰もが理解することができます。

また、人間の体と比較するのも有効な手段であり、被写体がとんでもなくデカい人、あるいはとんでもなく小さい人であっても、一人の人間がその商品を抱えている画像だったら、大まかなサイズがなんとなく分かるものです。

そんなことを踏まえまして、上の画像をご覧いただき、このラジコンカーの大きさを想像してみてください。

また、上の画像のLEDライトの大きさも人間と比較して、その大きさを想像してみてください。

被写体の人間との比較から、初めのラジコンカーは全長1メートルほどの相当な大きさであることが想像でき、2枚目のLEDライトの直径は最低でも50cmを超えるほどの超大型のタイプであると想像できます。

しかし、どちらの商品も実際には両手分ほどのサイズしかなく、商品画像を見て購入したユーザーは『騙された』とフィードバックのコメントに多く寄せられております。

大袈裟な商品画像で購入に至ったとしても、結局はトラブルとなって返金となるのなら、ハナから真っ当な商売をすればいいのだと思うのですが、アリエクスプレスではこういった商品のやたらと大きく見せる手口がかなり多くなっております。

また、購入するユーザーもまずは商品価格を考えれば、大半の方がおかしいと気付くはずなのですが、やたらとポジティブに考える人々が多いのか、この手の商品にはかなりの注文数が入っており、それを見た後から来た人々がさらに購入してしまう図式も見られます。

こういった明らかにおかしいと思える商品は、やっぱりおかしな商品であることに間違いありませんから、面白がっても手を出さない方が無難、というお話でした。