三十年前ならばバカ売れしたであろう新発売のスーパーファミコン用周辺機器の話

アリエクスプレスを眺めていると、新発売された商品というか、今まで見たことのない商品が次々に現れるような気がします。

まあ、私が見落としているだけで以前から販売されている商品は数多くあるのでしょうが、先日、私が初めて見掛けた商品は、30年前だったら大人気になっていたように思えた、ある意味、画期的な商品でした。

今を遡ること34年前の1990年に、スーパーファミコンという、当時としては相当に画期的な家庭用ゲーム機が発売され、アーケードゲームに匹敵するような映像の綺麗さだと大評判を呼んでゲーム好きの誰もが挙って購入しまして、プレイステーションが登場するまでは不動の人気を誇っておりました。

34年後の現在でスーパーファミコンを起動すると、かなり粗目の映像がやたらと目についてしまうのですが、当時発売されたゲームソフトの中には面白さが今でも通用するものがあり、レトロゲームが全体的に評価される風潮と相まって、それなりの需要はまだあるようです。

そんなことを踏まえまして、アリエクスプレスでおそらく新製品であろうスーパーファミコンの周辺機器というのが、本体と一体型で接続できる8インチモニターです。

家庭用ゲーム機にはゲームを映し出すモニターやテレビが必要なタイプがあって、スーパーファミコンもテレビに接続して初めてゲームをすることができます。

そのテレビを手軽に簡単に用意するとの意味合いで打ってつけなのが、スーパーファミコン本体に直付けできるこのモニターでして、場所を全く取らず、なんなら膝の上でもゲームができるほどのコンパクトサイズで、電源は5VのUSB typeCなのでモバイルバッテリーで十分稼働します。

ス-パーファミコン本体の電源が10Vと中途半端なので、コンセント&アダプター以外で起動させるためには代替の電源の用意がやや面倒なのですが、本体の電源さえクリアできれば屋外でだってスーパーファミコンで遊ぶことが可能です。

8インチのモニターではありますが、こういった商品が30年前に発売されていたら、その需要は相当にあったはずで、スーパーファミコンの普及率もさらに底上げされていたかもしれせん。

ただし、現在においてのスーパーファミコンの需要ではこのモニターを購入する割合はかなり低そうではありますが、当時、スーパーファミコンで遊んでいたのならば、これは便利そうだと思える周辺機器がアリエクスプレスで新発売されていた、というお話でした。