アリエクスプレスで合計5ドル以内の電池やバッテリーを購入した場合、スマホアプリの追跡情報にはSeller’s Shipping Methodで発送された旨が表示され、追跡番号はSY＋11桁の数字（例：SY01234567890）と表示されることがあります。
アリエクスプレスで購入する商品の中には通常の配送方法が使えないものがあって、それらは電池やバッテリー類に加え、化粧品や接着剤などの液体の配送にはこのSeller’s Shipping Methodが用いられ、追跡番号が『SY＋11桁の数字』の配送方法が主に選択されます。
この配送方法の正式名称は『Sypost』というもので、これは特殊な商品の時だけに使われるSunYou系の配送方法になります。
このSeller’s Shipping Methodで発送された荷物の追跡情報の大きな特徴は、スマホアプリやアリエクスプレスの検索サイトではほとんど更新されないことで、とっくに発送されているにも関わらず追跡情報に動きが全くないため、荷物が動いているのか否かの判別が全くつかないことにあります。
スマホアプリの追跡には2週間ほどが経過しても『追跡を利用できません』としか表示されず、なにかもやもやした気持ちにさせられることがあったりもします。
しかし、このSeller’s Shipping Methodで発送された荷物は日本へ向かっていて、追跡情報が更新されていないだけなのは確実です。
この配送方法はどんなルートを経て日本へやってくるかというと、中国国内のお店から発送された荷物は、深セン→香港→キルギスを経由して日本へ届きます。
ただ、追跡情報の更新が概ね日本へ到着する直前まで一切なく、それまでの間は『追跡を利用できません』のままなので、不安な気持ちにさせられることもありますし、いつ何時に届くのかが分からない普通郵便なので時間もそれなりにかかってしまうため、通常の配送方法よりも待たされる感覚にもなりますが、経験上、お店が発送してから3週間ほどで到着しております。
追跡番号がSY＋11桁の数字の『Sypost』という配送方法は、冒頭で申し上げたように特定の商品を購入した時にしか使用されません。
ですので、一度も発送されたことがない方も結構いらっしゃると思われますが、もしもこの配送方法が使用された時に追跡情報が更新されないのは全く問題はなく、アプリに『追跡を利用できません』と表示されていても3週間ほどは待ってみるのが正解、というお話でした。