
アリエクスプレスを眺めていると、『本物』や『リアル』と表記されている商品が結構存在します。
商品名の前に本物と表記されている場合、例えば、本物のiPhoneと書かれていれば、それは文字通りに本物のiPhoneが販売されているとユーザーは認識しますので、本物、あるいはリアルという表現は事実でなければ使ってはいけないワードだと思われます。
しかし、アリエクスプレスで販売されている商品に『本物』と表記されているものは、その大半が真逆の意味だったりしまして、むしろ本物と表記されているからこそ、買わないほうが良い商品である、と考えた方がいい場面が結構あったりします。

例えば、上の画像は『本物の骨伝導イヤホン』との商品名で販売されておりますが、もしも本物の骨伝導ならば600円で買えるような代物でなく、それなりのお値段となります。

ましてや、この商品は最安値ならば100円台で売られている、ワイヤレスイヤホンの中でも粗悪品の部類であり、それを本物の骨伝導と称してほかのお店の6倍ほどのお値段で販売していたりするのです。
そして、本物と表記された文言を信じて購入してしまうと、上の画像のようなフィードバックコメントを書きたくなるシロモノが届いてしまいます。

また、本物と表記されている商品が酷いことが分かるのが、アリエクスプレスの検索窓で『本物』というキーワードで検索した時でして、そこにはゴールドやプラチナ、宝石などが山のように出現します。
世界的にゴールドの価格がとんでもなく高騰しているのに、本物の24金が使われているという指輪が1万円ちょっとで販売されております。
24金の価格がたったの1gでも2万円を大きく超すのは全世界共通なのに、アリエクスプレスでは本物の24金製と謳って少なくとも1g以上の重量感のある指輪が格安に販売されているのです。

プラチナや宝石類でも同様でして、本物と称する商品はどれもこれも破格値で販売されておりますが、この世の中に大損をしてまで安く販売する人間なんぞどこにもおらず、ましてやお金に非常にシビアなあちらのお国柄なのですから、これは本物ではないからこそのお値段だということになります。
こういった事例がアリエクスプレスではかなりあって、本物と表記されて正真正銘の本物である商品が無いとは申しませんが、あったとしてもかなりの少数派であり、むしろ本物と書かれているからこそ、買わないほうが良い商品だったりする、というお話でした。
