日本国内のペットフードの市場規模は5000億円弱という驚異的なものだそうで、犬や猫などの動物を飼っている人々だけで年間5000億円ものお金を回しているのはなかなか凄い事です。
ペットフードは動物に与えるものですが、実際に購入するのは人間であり、だからこそ、ペットフードのパッケージの見た目は、食べない人間がいかにも美味しそうに見えるようにする、並々ならぬ努力があると言います。
しかし、アリエクスプレスで販売されているペットフードはというと、そういったことはお構いなしであるものが多かったりします。
まず、上の画像はペットフード自体を見る限りは一般的なネコ用に見えますが、その商品名に泥という文字が使われております。
ひらがなの『の』の文字が入っていることから、これは日本製である体裁で販売しておりますが、もしも本当に日本製ならば食べ物に泥という漢字は絶対に使わないですし、泥の一文字だけが要因で誰も買ってくれなくなることを日本人ならば知っております。
このような自国製品でありながら、さも日本製だとして販売している商品がアリエクスプレスには色々ありますが、ペットフードには勝手に墓穴を掘っているものがとても多かったりします。
お次は、やけにリアル過ぎて少なくとも日本人は手が出し辛いものでして、お出しした画像は日本でもセーフになりそうなものを選びましたが、昆虫のタガメを乾燥させたものだったり、なかなか大きめな鯉を乾燥させたもの、はたまた、鳥のウズラがそのまま乾燥されたものだったりがペットフードとして販売されていて、なかなかのグロさです。
仮にペットたちが喜んで食べるフードだったとしても、乾燥したタガメやウズラを買って我が家の犬猫にあげようと思う日本人はなかなかいらっしゃらない気がします。
最後は、日本で一般的なチューブ的なおやつがアリエクスプレスでも販売されておりますが、これらのフィードバックを見てみるとネガティブなものばかりが並んでいて、一様に『全く食べない』とのコメントが並んでいたりします。
私自身、ペットは飼っておらず、日本においてもペットフードを購入したことがないため、アリエクスプレスのペットフードを評価すること自体がおこがましいのですが、純粋な見た目だけで考えると日本人は絶対に買わないであろう要素が満載のアリエクスプレスのペットフードのお話でした。