アリエクスプレスで販売される商品の中で最も品数が多いのは衣料品で間違いなく、種類やお値段など様々な衣料品が売られております。
その理由は、中国国内の至る所に大小様々な衣料品の工場が存在しているからなのですが、製造工場の中には良いところもあれば、悪いところもあるはずでして、良し悪しを見分けるのは衣料品の卸売価格ということになるような気がします。
良質な衣料品を製造する工場は、当たり前の話ですが有名企業がちゃんと管理と検査をしっかりするからこそ、良質な商品になるわけで、となれば、卸売価格も上昇し、それなりの小売価格になります。
逆に、やたらとお安く売られている衣料品は、良質な工場とは真逆な環境で行われていると思われ、アリエクスプレスで販売されている安物の衣料品もこちらに該当すると思われます。
ただし、アリエクスプレスで販売されている安物の衣料品がどれもこれもダメかというとそうではなく、安くても買って満足できる衣料品は割と多く存在するのも事実です。
ですので、アリエクスプレスで安物の衣料品を買うと失敗するわけでは決してないものの、安い衣料品に必ず共通する欠点がございまして、それは縫製を行う際のミシンなどから染み出している油が衣料品に付着していることです。
私はアリエクスプレスで安物の衣料品を数多く購入しましたが、受け取った衣料品の共通点として、なにか油っぽさと臭いを感じることが多く、洗った際に赤に近い茶色の水が出てくるのが割と当たり前だったりします。
なぜ、こんなことが起こるのかを想像してみると、安い卸売価格で製造している工場際のミシンなんて手入れが行き届いているはずがなく、油まみれのミシンで縫製を行っていれば、糸自体に油がしみ込むだけでなく、生地にも油が深く浸透しているような気がして、すえた臭いもここからきている気がします。
だからこそ、アリエクスプレスで衣料品が届いた後に私は上の画像の油汚れ専用の洗剤を用い、お風呂場でお湯洗いをしてから洗濯機で洗濯するようにしており、時には2度3度と洗わないと油が落ちきらない頑固なものもあったりします。
普通の洗濯洗剤でも油汚れは落とせると思いますが、この油汚れ専用洗剤は400円ほどで販売されており、車屋さんや工場の作業着に付着した頑固な油分をきっちり落とすとのコンセプトで開発されたものでして、この洗剤で予洗いしておくと、手触りから変わってくるのでおすすめです。
アリエクスプレスの衣料品は当たりハズレの差が大きいのは間違いないのですが、当たりでもお値段が安い場合には糸や生地が油っぽいことが多いので、油用の洗濯洗剤で洗うのがベスト、というお話でした。