
法治国家である日本において賭け事はご法度であり、競馬や競艇などの国が認めたギャンブル以外はすべてアウトのはずですが、街にはパチンコ屋さんや雀荘がごくごく普通に営業しており、そこに集う誰もがお金を得ようと血眼になっております。
また、売春は法律で固く禁じられておりますが、繁華街にはそういったお店がごくごく当たり前のように看板を出して営業をしており、そこへ集う人間たちは、偶然知り合った女性とごくごく短期間の恋に落ち、恋に落ちた二人に何かが起きてしまうのは仕方のないこと、との理由から、摘発されることは相当に稀だったりします。
本当は懲役刑を科せられてもおかしくない犯罪行為だったとしても、解釈を変えれば合法とは言わずともグレーな形となり、なんとなく認められた産業になっているものが割と多くあったりしますが、そこには本音と建前が必ず存在しております。

アリエクスプレスにも本音と建前は存在しており、例えば、コピー品は絶対に売ってはならないと定められているものの、商品カテゴリーによっては、ほぼほぼ全部がパチモノ、なんてことがまかり通っております。
このパチモノに関してかなりポジティブに考えてみると、アリエクスプレスはコピー品の調査を日々行い、ダメなものはどんどん削除をしております。
しかし、どれが本物で偽物なのかをちゃんと調査しているうちに次々と出現してしまうため、摘発が追い付かずにこの有様になっている、と考えることもできます。

ですので、建前はコピー品を絶対に売ってはならないのですが、本音は摘発までのタイムラグがあって、コピー品が販売されてしまう瞬間があるのは仕方がない、とのスタンスが存在するのかもしれません。
そうでなければ、アニメのフィギュアに今流行りのステッカーなんて、販売する商品が一つもなくなってしまいかねません。

他にもアリエクスプレスで販売ができない商品は色々ありますが、その中でも武器の類はコピー品の比ではないほど厳重に取り締まられており、販売しているお店が少ないことも相まって、すぐに削除される商品群だったりします。
ただし、この武器にも本音と建前が存在しており、例えば、カンフー映画を見たことのある方ならば誰もが知っているヌンチャクという武器はえらく面倒な販売形態を取っております。
アリエクスプレスでは上の画像のようなおもちゃの素材の柔らかいヌンチャクが腐るほど売られておりますが、危害を与えかねない木製、あるいは鉄製のものはなかなか見かけません。

しかし、そういった武器として分類されるヌンチャクは本音と建前の中で売られており、上の画像のように、なにか意味ありげなチェーンが販売されていたりします。

そして、別の商品ページを探してみると、こちらも意味ありげな木製スティックが販売されております。
これら別々のパーツをどう使おうと購入者の勝手アルとのスタンスを取ることで、個々のパーツならば武器ではないとして販売が認められているようです。
なにかトンチのような販売方法ですが、ヌンチャクの需要を考えれば、ここまでして売らなくても良さそうに思えるものの、販売するためには色々な手法がある、アリエクスプレスの本音と建前の話でした。
