日本で一般的な生活を送る中では直接的にはほとんど関係がないのに、アリエクスプレスで商品を購入すると必ずお世話というか、関わることになるのが税関という機関です。
税関は海外から輸入される商品の関税や消費税を徴取するだけでなく、日本国内へ持ち込んではいけないものを摘発するのが主な役目ですが、アリエクスプレスからの荷物は海外から輸入される荷物なので、そのチェックを必ず受ける必要があります。
まあ、アリエクスプレスユーザーが必ず関わると言っても、のべつ幕なしに荷物にケチを付けられるわけではけっしてなく、おそらくユーザーの99%以上は何のお咎めもないので関わっていることすら感じないと思われます。
しかし、アリエクスプレス以外にも存在する膨大な海外からの荷物をいちいちチェックし、良からぬものがあれば摘発を日夜行っているのが税関であり、そんな税関を特集していたニュースがありました。
こちらの日テレ系のニュースサイトに動画がアップロードされており無料で視聴ができるのですが、その内容は、海外から国際郵便で届く偽ブランド品を税関が摘発するもので、最近になってかなり増えているという偽ブランド品の実態についてを6分間ほどで説明しております。
私のようなアリエクスプレスでゴミのような商品しか買わない人間には全く無縁の話であり、これまでも税関にてなにか没収されたなんぞ一度もないのですが、だからこそ、私が買うゴミ商品は可憐にスルーして、偽ブランド品だけを抽出する税関の技術はどういうものなのかはなかなか興味深い話です。
ニュース動画ではX線検査を行っているシーンがあり、ボカシが入っているのでどれほどの解像度なのかは分かりませんが、X線で浮かび上がった怪しい荷物だけを税関職員の方々が抽出し、それらを開封してじっくり検査を行っておりました。
また最近とくに目立つのが大谷翔平選手のユニフォームやらTシャツだそうですが、こういったレベルのパチモノでもちゃんとチェックを怠っていないことも分かりました。
先程も申し上げましたが、アリエクスプレスユーザーの99%以上は税関で没収される経験がないと思うのですが、時には、故意ではなく、自分が与り知れないところで権利的な問題が発生して没収されてしまい、税関での没収は返金になりませんので丸損になってしまうことがあるかもしれません。
そして、そのチェックはなかなか厳しく行われていることがこのニュースで見ると良く分かり、アリエクスプレスで購入する際には丸損にならないためにも商品選びを慎重に行った方が良さそう、というお話でした。